5月10日に放送された内藤剛志主演ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の第5話が、平均視聴率14.2%を記録したことが分かった。
瞬間最高視聴率は終了間際の夜8時50分ごろの15.4%。前週比1.8%アップと大幅上昇し、シーズン3の最高視聴率を更新したばかりか、シーズン2の初回SPに次ぐ歴代2位の数字を記録した。(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
第5話では、台東区谷中の住宅街の空き地でベビーカステラを手に握った男性の遺体が発見され、捜査一課長・大岩純一(内藤)は、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)と共に臨場した。
殺されたのはその地区の自治会長・村越雅輝(春海四方)で、ポケットには国会議員・北見今日子(山本未來)の名刺が。
遺体のそばにはベビーカステラの袋も落ちており、その上に自転車のタイヤ痕が残っていたことから、犯人は自転車で逃走したものと思われた。
調べた結果、村越は神輿の愛好会に入っており、担ぎ手の少ない地域の祭りに赴いては神輿を担いでいたことが判明。事件当日も池袋神社の祭りに参加していたことが分かる。その祭りには今日子も顔を出しており、彼女のブログには村越が握っていたものと同じベビーカステラを手に笑顔を浮かべる今日子の写真が掲載されていた…というストーリーだった。
すっかりおなじみになった安達演じる谷中萌奈佳の「濃密な人生経験なんで」発言や、第5話でもひっそりとクールポコが出演しているなど、コミカルなやりとり&一癖ある各話ゲストも話題の本作。
シリアスな刑事ドラマでありながらも、肩ひじ張らずに見られるのが人気の秘訣(ひけつ)なのだろう。
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