5月6日放送の「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)で、林修が「日本の未婚率の上昇」について講義。「日本人は恋愛結婚にこだわりすぎ」と持論を展開した。
結婚率98%だった70年前と比較すると、実は現在の日本は、男性の4人に1人、女性の6人に1人が未婚という未婚大国。その要因として「日本人が恋愛結婚にこだわりすぎ」であることを挙げた。これに対し、りゅうちぇるは「絶対、ラブラブに恋愛して結婚したほうがずっとラブラブなのに…変な人だ!」と抗議。だが林は「わずか60~70年前は恋愛結婚は全体の13.4%、お見合い結婚は69%。だが生涯未婚率は1.5%だった」と冷静にデータを提示した。逆に現在は恋愛結婚が87.9%、お見合い結婚は5.3%だが生涯未婚率は20.1%であることから「お見合い結婚が減った分、未婚率が上がっている」と分析し、単純な因果関係ではないが、ある程度の相関関係があると結論付けた。
また「お見合い結婚は少子化対策にもなる」と林。その理由として「家と家のつながり」を挙げ、年々お見合い結婚数の低下に伴って、離婚率が上昇しているグラフから「データから見るとお見合いで結婚したカップルの離婚率は低い。家と家とのつながりで生まれた夫婦だから別れにくい」と語った。
ハライチ・澤部佑は「確かにロケでお見合い結婚という年配のご夫婦と会うと、本当に仲がよくて幸せそう」と感想を。勝村政信は「恋愛は自由な状態から始まり規制が増えていく。一方お見合いはもともと規制から始まるから自由になりやすいのでは」と持論を展開し、ゲストを納得させた。
これに対し、豊富な恋愛遍歴を持つ丸山桂里奈は「もうお見合い結婚以外ないかもしれない…」と深刻な表情で語り「急に!?」とスタジオを驚かせていた。
次回は5月13日日曜日放送。「告白は男からするべきというのは女性の願望にすぎない」という説を取り上げ、林先生が徹底解説する。
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