「修造チャレンジ」20周年! 当時の錦織圭選手らをプレイバック

2018/05/11 15:38 配信

芸能一般

「修造チャレンジ」20周年記念番組を放送(C)テレビ朝日

松岡修造が1998年から始めた男子ジュニアテニス育成プロジェクト「修造チャレンジ」の20周年を記念し、5月12日(土)に「松岡修造のテニス合宿20周年 SP~錦織圭が目覚めた本気のコトバ集~」(朝10:30-11:40、テレビ朝日)が放送される。

当プロジェクトは、低迷していた日本の男子テニスの底上げのため、ほとんどいなかった“世界ランキング100位以内の選手”を継続して生み出していこうとの思いからスタート。

その卒業生の筆頭が錦織圭選手であり、杉田祐一選手など世界で戦うプロテニスプレイヤーがここから何人も誕生した。

番組では、20年の間に松岡が発した数々の“名言”をプレイバックし、それらの言葉が生まれた背景、そして錦織ら当時の少年たちがその言葉から何を学んだのかを振り返る。

収録を終えた松岡は、「今振り返ると、もっと自分がかけるべき言葉があっただろうなと思います。それと、選手それぞれが持っていた夢をほとんど実現させてあげられなかった。それはすごく申し訳ないと思っています。ただ、僕が関わったことによって、その後の人生において言葉や思いを受け継いでくれていたというのはうれしかったです」としみじみと語った。

また、錦織選手について「圭は表現することがあまり得意ではなかったんです。僕もその点はずっと言ってきました。逆にテニスのことは一切言っていませんでしたから。そんな彼がアメリカに行くときに、『修造さん、僕はアメリカに行って表現力をとにかく強くしてきます』と言ってくれたんです。その言葉が、僕は一番残っています。彼が弱かった部分だし、それがなければ絶対世界では成功していない。それが僕が彼と出会ってからの3年間で一番伝えたかったことだったので、僕はホッとしたというのと、指導できて良かったと思いました」と当時を振り返った。

テニスやスポーツの世界を越え、日々生活している我々にも確実に響いてくる松岡の熱い言葉と、そこに込められた思いを知ることで、生きるためのヒントと活力が得られる内容となっている。

そして、現在の錦織選手をフロリダの練習場で直撃取材。「一番厳しかったのは、あの特訓」と振り返る、当時の特訓シーンなど、「修造チャレンジ」のエピソードを明かす。

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