北川悦吏子が脚本を担当している朝の連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)で、永野芽郁扮するヒロイン・鈴愛(すずめ)の親友、菜生(なお)役で朝ドラ初出演を果たしている奈緒にインタビューを敢行。今回の役への思いを聞いた。
偶然にも自分の名前と役名が同じだ。「これは運命ですよね(笑)。名前が同じということもあって、オーディションのときからすごくやりたいという気持ちがありました。今は、撮影現場で『菜生!』って呼ばれて、普段も『奈緒ちゃん!』と声を掛けられる。何か、すごく不思議な感じ。“奈緒”という名前が大好きなので素直にうれしいです!」
鈴愛と幼なじみの菜生は、気心の知れた良き相談相手である。「菜生は鈴愛とすごく似ているなと思っています。ただ、鈴愛よりちょっとだけ素直じゃないかもしれません。いつも鈴愛のことをそばで支えるお姉さん的な気持ちがある女の子。そこが、いじらしくてかわいい。菜生を演じるときは、鈴愛のことが大好きだという思いを大切にしています」
鈴愛、律(佐藤健)、菜生、龍之介・通称“ブッチャー”(矢本悠馬)は子供のころから一緒にいる仲良し4人組。「撮影の合間も大体一緒にいるので、その空気のまま本番を迎えているような感覚。そういう境目のないリアルな関係でいられるのは、この4人だからだと思います」
物語は「東京編」に突入! 回を重ねるごとに菜生も大人へと成長。「年齢を重ねていくという点は、ヘア&メークさんや衣装部さんに頼ろうかなと(笑)。ただ、菜生だけ一人岐阜に残っているので、昔よりたくましくなっている部分を自分なりに表現していきたいです」
鈴愛は、東京で新たな親友となる裕子・通称“ユーコ”(清野菜名)と巡り合うが、菜生の胸中はいかに!?
「裕子ちゃんは、本当にいい子なんです。菜生としては複雑な気持ちですけど(笑)、いつか裕子と菜生が対面するシーンがあればいいですね」
取材・文=小池貴之
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)