5月11日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)にホリエモンこと堀江貴文がゲスト出演し、働き方について自身の考えを語る場面があった。
多くの著書を出している堀江は「自分の主張がグッと出ると売れない」と語り、その理由を「考えが先に行き過ぎていて、誰も理解できない。10年くらい寝かして出したほうが売れる」と説明した。その例として堀江は、10何年前にテレビ局を買収しようとしたときのエピソードを披露。その際に「サブスクリプションモデル」のビジネス展開を説明したが理解されず、記者に「わかるように言ってください!」と怒られた。しかし現在ではそれは「Amazonプライム」などのサービスで誰でも理解できる形で普及していると語った。
「多動力」という著作もある堀江は、ロケット開発やJリーグアドバイザー、大阪万博特別顧問など、いくつもの異なることに積極的に取り組んでいる。今田耕司が「昔だと、いろんなことにちょこちょこ手出して、っていうのはネガティブに捉えられていた」と話を振ると「子どもってみんなそうでしょ。それが実は人間の本質」と堀江。
一方で、職人のようにコツコツと1つの仕事に向き合う姿勢も否定せず「それが好きな人はどんどん道を究めていけばいい。(様々なキャリアの積み方を)選べるようになったってこと」とも付け加えた。
また「如何に遊ぶか、も大事」という堀江は「これからの人間は働かなくてもいいことが増えてくる」とし、「今スタジオで司会をしていますけど、バーチャル今田でもいい」と説明。今田は驚きつつも「そんなバカな…と思っているうちは10年遅れているんだろうな」とつぶやいた。
放送終了後のSNS上には「ホリエモンみたいな生き方、自分にはできないからこそうらやましい」「堀江さん見てたらアグレッシブな気持ちが湧いてきた」など、好意的なメッセージが多く寄せられていた。次回、5月18日(金)放送予定の「アナザースカイ」には、若槻千夏がゲスト出演する。
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