「人から人へと受け継がれていくものを思って作った」という植田の思いと、水彩画アニメーションで描かれた梅を摘む母娘の触れ合いを描いたCMの世界が共鳴し、2016年の絢香、2017年の平井堅に続き、今夏、チョーヤ「夏梅」のCMソングに起用された。
なお、同CMは15日より全国で順次オンエア中。CMはCHOYAの公式サイト及び公式YouTubeチャンネルでも公開される予定だ。
同曲の制作について、植田は「人から人へ受け継がれていく伝統・愛情を表現した曲です。日本の夏の緑の中を短い電車が通り抜けるようなイメージで作りました。
モチーフに、私の地元の伝統産業のひとつでもある久留米絣の『藍』を夜明けの空の深い色として重ねています。
裏打ちのアコギと、横に広がるような、現代っぽくもあり、和テイストも感じられるピアノ、実験的なパーカッションの録音で涼しげに仕上げました」とコメント。
続けて「曲を書いていた当時、何の気なしにタイトルに入れた『勿忘』のわすれな草は、別名『藍微塵』と呼ばれるそうです。
私はそれを知らずに久留米絣をの藍色を重ねて曲を書いていたので、後々知ってドッキリしたりして、そういう不思議なつながり、重なりがまた音楽の興味深い感覚で、好きなところでもあります」と語った。
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