過去最大の難関に立ち向かおうとしています。
一筋縄ではいかないハゲタカに挑むのですから。
いつからか、自身を愛せず、自身に落胆し、自身を否定する時代に、いつだって人生の選択は待ってくれない。
この作品が皆様にとって、明日への活力、生きる希望へと繋がるよう、チームハゲタカは和泉聖治監督、スタッフ、キャストと共に挑戦し続け「現状維持は後退である」を信念に、最後まで攻めの姿勢で戦い抜きます。難関は越える為にある。
平成の30年が終わろうとしている。拙著『ハゲタカ』は、平成という時代の申し子のように、苦悩の時代を描くことになった。
バブル経済崩壊のトリガーとなった89年(平成元年)から、日本社会の崩壊は始まり、今なお立ち直れずにいる。我々はそれを止める術を見つけられず、未曾有の混沌と絶望の渦の中で、耐えるしかなかった。それでも我々は、「自分たちが幸せになるために何が必要なのか」を考え続けた。カネか、愛か、安定か、それとも未来への希望か……。
『ハゲタカ』の登場人物たちは、日本人の誇りの復活を叫び、希望を追い求めた。その葛藤の記録が、映像化される。
それは、平成時代を締めくくるための必然なのだ。
この夏、木曜ドラマに伝説のスペシャリストが登場します。
その男の名は…、「ハゲタカ」鷲津政彦。
組織への忠誠、上司への忖度、理不尽な犠牲…と日本のサラリーマンたちがなかなか突き破れないガラスの壁をおかまいなしに叩き割り、「企業買収」という形で組織に風穴をあけていく鷲津は、まさに「平成」の生きる伝説です。そんな伝説の男を、2018年の夏、生き抜いてくださるのはテレビ朝日連続ドラマ初主演となる綾野剛さん。
ご自身の「情熱」と「覚悟」を鷲津に灯し、平成と闘う男を20年の時間軸で演じてくださいます。日本最強の「買収者」でありながら、現場の人間の圧倒的な「代弁者」でもある、主人公・鷲津。
「ハゲタカ」と呼ばれながらも周囲にファンを増やし続ける不思議な魅力に満ちた主人公を圧倒的なエネルギーで、しなやかに、そしてしたたかに体現し私たちを魅了し続けてくださると確信しています。
また今回は原作者・真山仁先生の全面的なご支援の下、2018年の鷲津の姿も描いていきます。
私達が生きた平成という時代はどんな時代だったのか? そしてそのラストイヤーに鷲津はどんな答えを導き出すのか!? ダイナミックで痛快な木曜の夜をお約束します。
是非、ご覧ください。
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