真野恵里菜が主演を務める映画「青の帰り道」(洋題:We are)が、5月29日(火)から6月3日(日)までドイツのヘッセン州フランクフルトで開催される日本映画祭「第18回ニッポン・コネクション」に出展することが決定した。
映画「青の帰り道」は、群馬・前橋と東京を舞台にした7人の若者達の青春ドラマ。それぞれの人生が交錯し、過去の思いを胸に抱きながら、新しい未来へ向かって進んでいく姿が描かれる。
主人公のカナを演じるのは、映画「坂道のアポロン」(2018年)、「不能犯」(2018年)、「君と100回目の恋」(2017年)など映画出演の他、ドラマ、CMなどで活躍する真野。
舞台「新世界ロマンスオーケストラ」や劇団新感線「修羅天魔~髑髏城の七人season極」など大型舞台へも出演し、多方面で活躍中の清水くるみ、映画「兄友」(5月26日公開)、「虹色デイズ」(7月6日公開)、「愛唄」(2019年)と主演作が控えている横浜など、脇を固める若手俳優陣の演技も注目の作品となっている。
真野は、5月15日に「主演を務めさせていただいたこの作品。7人が大人になっていく夏を描いた作品で、夏でなければ撮れない作品でした」とInstagramを更新した。
「最初の撮影は2016年の夏。ふいに中断された撮影。東京で別の仕事をしていた私は、マネージャーからの電話での知らせに、瞬時に理解できずただただ呆然としました。数日たってもよく分からず、毎年夏は終わるのに、秋になっても夏が終わった感覚がせず、心の何処かに引っかかるものがずっとあって、だけど誰かに怒りを感じたりする気持ちもなく、ただただ、この作品を完成させたい、ちゃんと私たちの夏を終えたい。そんな気持ちでした」と、共演者の突然の降板により撮影中断を余儀なくされた当時の心境を赤裸々を告白。
「昨年の夏、新たに戸塚純貴くんを迎え、監督、スタッフの皆さん、元々のキャストのみんなと、この作品創りを再スタートさせられたこと、無事に撮り終えたことに何よりも喜びを感じました」と作品の完成、公開への思いをつづっている。
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