塙宣之、イケメン枠の刑事役抜てきに「僕で大丈夫かな?」

2018/05/23 06:00 配信

ドラマ インタビュー

毎週木曜夜8時から放送中の「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)。今シリーズより刑事役で安達祐実塙宣之が加入した本作は、ヒラから這い上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と刑事たちの奮闘を描く、人気刑事ドラマシリーズの第3弾だ。

今回、運転担当刑事・奥野親道(ちかみち)を演じる塙にインタビューを行い、ドラマへの思いや共演者とのエピソードなどを聞いた。

「大抜てきじゃん!」とうれしかったです!


「警視庁・捜査一課長」で奥野親道を演じる塙宣之


――シーズン3からのご出演となりますが、オファーをいただいたときの率直なご感想をお願いします。

僕は毎年自分の中でテーマを決めているんです。「寄席をめちゃくちゃ増やす1年」とか「寄席をめちゃくちゃ減らす1年」とか(笑)。何が自分にとって一番いいのかを探っていて、「いろんなことに挑戦しよう!」というのが2018年のテーマだったので、お話をいただいたときは「来た! やった!」と思いました。何でもいいからやらせてもらえれば、という気持ちだったのでうれしかったです。

――運転担当刑事・奥野親道の役柄について教えてください。

「season1」では鈴木裕樹さん、「season2」では田中圭さんが演じていたイケメン枠の運転担当刑事ですから、すごく不安になりました。「僕で大丈夫かな?」と。田中さんが演じられた刑部公平は、昔付き合っていた恋人から得た情報で捜査をしていくという重要な役だったので、「大抜てきじゃん!」とうれしかったですね。

――奥野は女子力が高い刑事という設定ですが。

奥野は16歳の娘を一人で育てていて、うちはまだ小さな娘が二人と境遇が違うので、想像しますね。もし、うちの長女と僕が二人きりになったらどうしよう…、あと12年くらいしたら高校生になるのか、と。下の子はまだ小さいので、長女とよく二人で出掛けるんです。昔は女子力なんて全くなかったのですが、今は家にも女性用のものが多いので、徐々に女子力を培って役柄に合ってきたらいいなと思います。

僕の中では「はぐれ刑事純情派」(1988~2009年、テレビ朝日系)に出演されていた(ぼんち)おさむ師匠みたいに、20年くらい奥野を演じるつもりなので(笑)。