丸山智己、共演者やスタッフに不思議な縁「今までの作品とは何かが違う」【「スモーキング」インタビューVol.2】

2018/05/17 19:35 配信

ドラマ インタビュー

【写真を見る】主演の石橋を筆頭にみんなで意見を出し合い、ドラマを作り上げているという(C)岩城宏士/講談社(C)「スモーキング」製作委員会


恋愛シーンの撮影では、我を忘れてキュンキュン!     


――アクションシーンが多いですが、特に大変だったシーンはありますか?

朝から晩までアクションシーンを撮っていた日の翌日は、体がガクガクして、全身痛くないところがなかったです。

リングの中で戦う撮影では、敵に本物の総合格闘技の選手の方もいらっしゃってめちゃくちゃ強そうだし、本物の圧がすごいし、これまじで倒されるやつだって思いました(笑)。

(相手の選手が)「当てないとリアクションができないので、全然いいですよ」って言ってくれたんですけど、僕的には(技が)入り過ぎたかなと思っても、ニコニコしてるんですよ。「こんな感じで引き続きお願いします」と言われましたね。

逆に、アクション担当のスタッフさんが選手の方に「丸山さんには、軽く当てる感じがカメラで撮っていてちょうどいいと思います」と言っていたんですけど、僕に結構な技が入って、「んっ…なるほどなるほど…」ってなりましたね(笑)。

キックやパンチなど練習する時間がなく、その場で作っていく形だったので大変でしたけど、けがもなく終わったんで良かったです。

強そうな人たちをバタバタ倒すと(自分が)強いんだという気持ちになるんですよね~それが気持ち良かったです。

――他に印象的なシーンはありますか?

恋愛のエピソードもあって、僕自身もキュンキュンしながら演じました。優しいゴロが見られますよ。

監督が「ゴロは精神的に童貞」と表現していたので、恋愛に関しては、ピュアでとにかく奥手ということを意識しました。

ずっと男だらけで、殺伐としたシーンばかりを撮っていたので、弁当屋の前でずっと女性を見ているシーンは楽しかったですね。

われを忘れていたので、どんなふうに映っているだろう? ちゃんとゴロとして映っていたかな? と途中で考えてしまいました(笑)

――強いゴロと優しいゴロで、ギャップを感じられますね。

最初は、強くて堅くて心がない役だと思っていたんですけど、幅があって演じていて楽しかったです。体を作って、髪の毛をバッサリと切ったかいがありました!