「スペリング・ビー」って何? 元AKB河西智美も出演の舞台の楽しみ方を演出・菊地まさはるに聞く

2018/05/21 12:20 配信

芸能一般 インタビュー

5月23日(水)~27日(日)公演のミュージカル「スペリング・ビー」月組のメンバー


SPELLING BEE(スペリング・ビー)という言葉をご存知だろうか? アメリカではおなじみの、英単語のつづりを正確に言い当てる競技大会が存在する。全米から小・中学生が参加して行われ、全国大会はテレビ中継もされるほど。

このスペリング・ビーの地方大会をテーマにストーリーを構築した舞台が、アメリカで2004年に初演された。

作曲・作詞をウィリアム・フィン、脚本をレイチェル・シェインキンが手掛け、オフブロードウェイで初演されたミュージカルは、翌年2005年にはブロードウェイに進出、そしてその年のトニー賞(演劇界の権威ある賞)で6部門にノミネートされ、最優秀脚本賞&助演男優賞を受賞した。

2016年、その日本版を国産ミュージカルの創造と普及を目指すミュージカル座が、芝田未希の翻訳・訳詞、菊地まさはるの演出により上演された。

その再演「ブロードウェイ・ミュージカル『スペリング・ビー』」が、2018年5月23日(水)から27日(日)まで、東京・六行会ホールで行われる。

今回、菊地まさはるが上演台本も担当し、辞書だけが友達の孤独な少女役で元AKB48の河西智美が出演。シングルキャストの河西、菊地、そして出題者役の柳瀬大輔を除いて、「月組」「星組」2組のWキャストで上演される。

初日が迫る中、通し稽古が行われた5月中旬、菊地まさはるに話を聞いた。