初のツーマンライブを行う阿部乃みく「皆さんの疲れが吹っ飛ぶ楽しいライブにします!」

2018/05/18 20:30 配信

音楽

レコーディング時は緊張で声が出なかったと悔しそうに振り返る


オリジナル曲を電車の中で聞いたときは大感動


――そういえば、1stシングルの正式リリースから、もう1年経つんですね…。

阿部乃:そう、昨年の今頃でしたね。

牛頭:春先のリリースだから川沿いの緑の草で撮りたいっていうことで、土手で撮影したんですよね。その頃はまだ寒くて芝生が全然茶色で苦労したけど…(笑)。

阿部乃:電車とか駅のホームも考えたんですけどね。拡声器も用意していただいて、さわやかに仕上げてもらいました。

――そういえば、オリジナル曲の制作は振り返っていかがでした?

阿部乃:初めて聞いたのが電車の中だったんですが、感動して口おさえたのを覚えています。レコーディングはめちゃくちゃ緊張して声が出なくて…。でもライブを重ねていくうちに、作詞や作曲してくれた湯澤真人さんに「歌い慣れてきたね」みたいなことを言っていただいて、すごくうれしかったんです。

牛頭:クセがとれて、すごく伸びたって。発声がいいし、勘もいいし。「レコーディング録り直したいくらい」って(笑)。当初とはもう別人だよね、くらいにスタッフの間でも言われています。阿部乃さんはとってもプロ意識が高いので、ついつい何事も卒なくこなすように見えがちですが、本人なりに考えて努力していることが伝わってきます。

――表題曲の「叫べ!」でこだわった点があったとか。

阿部乃:イントロへのリクエストをすごくしました。私、朝の目覚ましアラームを、好きな曲とか気合いが入る曲にすることが多いんです。でも、すぐ止めちゃうからイントロの部分を一番良く聞くんですよね。だから、朝気合いが入るようなカッコいいギターのイントロ作ってくださいってお願いしたんです。応援ソングなのですが、みんなに共感してもらえる内容になっていると思います。

友達への「ありがとう」を歌にして伝えた1曲


――なるほど。他にもお友達のことを書いた曲があるんですよね。

阿部乃:私が作詞した「ずっと…」という曲は、今も仲良い友達のことを歌ってるんです。一人は元々仲が良くて、もう一人は最初は苦手だったんですけど、オタクの話をしてたらいつの間にか仲良くなって、もう5年くらい経つのかな。何かあったらすぐ連絡するし、毎年絶対旅行に行くんですね。LINEで愚痴の言い合いをしたり、私の仕事のことも知っているので相談したり。いつもは面と向かって「ありがとう」とか「大好き」とか言えないんですけど、そういう気持ちを伝えたくて。実はスペシャルサンクスのところにLINEのグループ名も入れたんです。そのことを話したら、泣いてくれたみたいで。死ぬまでに一度ライブを見に来てほしいですね(笑)。

仲良しの友達への感謝と愛情を歌で伝えたエピソードを語る


――最後に「細胞ぜんぶが君に恋してる」については…?

阿部乃:「細胞ぜんぶが君に恋してる」は、私の中学3年間をささげた人とのお話で(笑)、歌詞には自分の恋愛観が書いてあります。昔から、仲良くなって親友になってから付き合うことが多いんですけど、「告白したら友達としてはいられない、でも付き合いたいどうしよう」って感じの歌詞が2番の歌詞で表現されています。

いろんなライブを見て得た力強いパフォーマンス


――プライベートでもよくライブに行ったりするんですよね。

阿部乃:見に行くのもパワフルなアイドルだったり、バンドだったり。力強いパフォーマンスや、一緒にみるじぇねのライブに出演している方のライブを見て、勉強して生かさなきゃって思っています。

アコースティックライブではかわいく、スタンディングライブは黒めでカッコよくって考えていて、意識して服装を変えたりしていますね。

過去にはさまざまなジャンルの音楽に触れてきたという阿部乃


――これまでどんな音楽を聴いて育ってきたんですか?

阿部乃:昔からずっと好きなのは、アニソンかな。高校受験の勉強中に、大塚愛とかSMAP、あとはゆずを聴いていました。高校生の頭くらいでビジュアル系バンドにハマって「重低音大好き!」ってなってましたね。高校生の時は友達がピアノを弾いていた影響でクラシック、高校生から19歳くらいまでは、ジャズを聞いたりもしました。高校卒業後あたりから、クラブでバーテンダーのバイトをしていたので、クラブミュージックを聴いてましたね。最近はアイドルにハマっています。

――歌うこと自体も好きだったんですか?

阿部乃:合唱コンクールとか好きでしたね。昔は低音が出なくて、ソプラノのリーダーをずっとやってたんです。でもお酒を飲むようになったから、声質が変わった気がします。昔は高音でしたけど、今はガサついてるなって(笑)。

疲れが吹っ飛ぶくらいアドレナリンを出してもらいます!


――本番も大丈夫そうですね。

阿部乃:こうやって動いたらいいかなとか、どうやって出てくるかとか、想像しながらやりました。でもMCは本当自信ないです…。その場でどうにかしている感じで。マシュマロ3d+でのライブの時は、メンバーがいるから、つっこんだり、まとめたりって仕事があるんですけど。一人だと自分でしゃべらない限り展開していかないし、面白いこと言えないし、どうしようって頭の中パニックです。元々あがり症で、一人で人前に立つのが苦手でだいたい斜め下あたりを見ています(笑)。

――では最後に改めて、ツーマンライブへの意気込みをお願いします!

阿部乃:自分次第で、カッコよくもかわいくも見せることができるライブになると思うので、進化しているところを見せられるように頑張ります。平日で仕事終わりで来てくれる人も多いと思うんですけど、皆さんの期待に応えながら、疲れが吹っ飛ぶくらいアドレナリンを出してもらって、次の日の活力につながるくらい楽しんでもらいたいです!

ライブ当日以降も観客の活力につながるライブパフォーマンスを約束!?