放送作家ってどんな仕事? 業界歴30年の“鉄人”に聞いてみた!

2018/05/19 11:00 配信

芸能一般 インタビュー

放送作家という仕事について語ってくれた株式会社SACKA(サッカ)の代表取締役・山谷和隆さん

山谷和隆さんの経歴


山谷さんは、社長業の一方で「火曜サプライズ」(毎週火曜夜7:00-7:56日本テレビ系)の監修を務める。

1988年にIVSテレビ制作入社後、「ねるとん紅鯨団」(関西テレビ)、「元気が出るテレビ」「鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)を担当。

1995年にフリーのディレクターに転身すると「マネーの虎」「おしゃれカンケイ」「メレンゲの気持ち」(毎週土曜昼0:00)など日本テレビの看板バラエティーを手掛ける。

さらに、2001年に株式会社ジーヤマ設立に参加し、「世界一受けたい授業」(毎週土曜夜7:56)「火曜サプライズ」や「松本人志・中居正広VS日本テレビ」(2002年ほか)などスペシャル番組も含め多数の番組を人気番組へと押し上げた。

2017年に株式会社SACKAを立ち上げ、現在に至るが、それだけで1冊の本が出来上がるのではと思うほどの経歴の持ち主、いうなれば鉄人だ。約30年、テレビ業界を見詰めてきた男に、放送作家のいまとこれからを伺った。

放送作家になるための就職活動とは?


現在、SACKAでの採用試験は山谷さん自ら面接に臨み、学生数百人と対話している。

「そもそも採用の間口が狭い業界。放送作家を志望する人材を受け入れる企業や組織が数えるほどしかなく、数人の採用なので、狭き門ではあります。キツいイメージやYouTuber人気の後押しもあり、志望者はここ数年減少傾向にあります」と分析する。