放送作家を志望する10~20代の若手の奮起を期待する山谷さんは、SACKAの代表として使命にしていることがある。放送作家業界の年長者の活躍の場を広げることだ。
「若手不足も課題ですが、放送作家の現在のピークは40歳くらいという問題もあります。40代以上の放送作家たちが食べていけるセカンドステージ、環境づくりは必要です」と気を引き締める。
テレビは多くの人の手によって作られる。話を伺い、放送作家は“裏のど真ん中”にいるという印象を受けた。
視聴率の低下が嘆かれても、山谷さんの言うように「テレビには力がある」。ニュースなどで、時には厳しい現実を知ることにもなるが、バラエティーやドラマ、ドキュメンタリーで勇気や元気、笑いをもらうことも、今だって多々ある。
社会に出て自分の力を最大限に生かしたいという若者に、テレビの放送作家になるという選択肢は大いにアリなのではないだろうか。
なお、山谷さんが代表を務める(株)SACKAは放送作家・クリエイターを随時募集している。
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