まるで家族のような美少女ユニット・ゆいかおりがメジャーデビューを語る(1)

2010/05/23 14:24 配信

アニメ 芸能一般

メジャーデビューを果たした小倉唯(写真左)と石原夏織(写真右)によるユニット・ゆいかおり

14歳の小倉唯と16歳の石原夏織によるユニット・ゆいかおりが、アニメ「Kiss×sis(キスシス)」(AT-X)のエンディングテーマ「Our Steady Boy」でメジャーデビュー。その意気込みを語ってくれた。

ゆいかおりは、これまでに個々で声優やライブ活動などをしてきた小倉と石原が結成したアイドルユニット。デビュー曲「Our Steady Boy」は、アニメ「Kiss×sis」の双子のヒロイン・あこ(声:竹達彩奈)とりこ(声:巽悠衣子)が血のつながっていない弟の圭太(声:武内健)を好きになってしまうというシチュエーションを再現し、ゆいかおりによるかわいらしい歌声で明るくポップに仕上げた楽曲だ。

―――デビュー曲「Our Steady Boy」を歌ってみての感想は?

小倉「じゃれ合ったり競い合ったりという会話のような歌詞に、わたしたちの仲の良さがそのまま出ている曲だなと思ったのが第一印象でした。歌ってみると、とても伸びのいいサビの部分や2人の声が合わさるところが気持ち良かったですね。元気の良さ・仲の良さ・シンクロ率を大事にして歌っています」

石原「わたしたちは声優のお仕事もしているんですが、掛け合いで歌う部分はそこで培った良さも出ていると思います。この曲でわたしが好きなところは、サビの高音で2人の声が重なるところ。たくさんの方にわたしたちの声を知っていただけたらうれしいです」

―――「Kiss×sis」には声優としても出演しました。作品に出演しての感想は?

小倉「あことりこが圭太を振り向かせようと一生懸命頑張っているところがかわいい作品です」

石原「あことりこが互いに競い合いながらも仲良く頑張っているところは、わたしたち『ゆいかおり』にも共通しているので見ていて楽しい。アフレコの収録現場では先輩声優の皆さんの技をたくさん学んだので、これから実践していかなくては!」

小倉「音響監督の方から息継ぎのポイントなどを教えてもらいました。あこちゃんやりこちゃん役の声優の皆さんの演技は息切れすることもなくて、本当にすごかった! とても勉強になりました」

―――2人は“双子”をモチーフにしたユニットとのことですが、何か共通点はありますか?

小倉「同じ事務所でライブなどにも一緒に出演していたので、デビュー前から仲は良かったんですが、共通点は意外に少ないんです。性格も正反対なんですよ、だから逆に合うのかも」

石原「唯ちゃんの性格はツンデレ。ツンツンしてる時はいじめられますが、わたしはツンデレ好きなので、そんなところも好き(笑)」

小倉「夏織ちゃんはギャップが激しいですね。写真で見るとすごく大人っぽいのに、実際に会うとわたしより年上とは思えないくらい子どもっぽいところがあります。歌っている時としゃべっている時のキャラも違うし。あと、夏織ちゃんは約束事をすぐ忘れちゃうんです。この間も、漫画を貸してくれると言っていたのに忘れてる!」

石原「ごめ〜ん(笑)。性格は正反対ですが、息はピッタリだと思います。電話やメールをしようとするタイミングも同じ! いたずらも大好きで、ふざける時はふざける、やる時はやるというところはピッタリ合います」

小倉「メジャーデビューが決まってからは以前にも増して一緒にいる時間が長くなり、友情や仲間というより、家族愛に近いものがあるなぁと思いますね」

―――では2人が同じ男の子を好きになることはあると思いますか?

2人「ないと思います(笑)」

石原「好きな男の子のタイプが違うので。わたしは…やっぱりツンデレが好き。アニメやマンガのキャラクターでもツンデレばっかり好きになっちゃいます。まだ実際の世界ではツンデレに出会ったことはありませんが」

小倉「わたしはかわいい男の子が好き。さらに頼りになるところもあるといいな!」

(2)へ続く