「東京ゲームショウ2018(以下・TGS 2018)」のメインビジュアルが決定した。
「TGS」とは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する、ゲームをはじめとするコンピュータ・エンタテインメントの総合展示会。1996年の初開催以来、市井のゲームファンはもちろん、メディアや業界関係者からも注目を集め、成長を続けてきたビッグイベントだ。今年は、9月20日(木)~23日(日)の4日間にわたり(但し20日[木]・21日[金]の2日間はビジネスデイ)、千葉・幕張メッセにて開催。25万人の来場が予定されている。
「TGS 2018」のメインビジュアルの制作を担当するのは、2010年から「TGS」のメインビジュアルを手掛け、近年は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(2015~2016年・2016~2017年、TBS系)といったアニメーションのメカデザインでも知られるイラストレーターの形部一平(ぎょうぶ・いっぺい)氏。今回のメインビジュアルは、2018年のテーマである「新たなステージ、開幕。」を表現したもので、「TGS 2018」の象徴として、今後さまざまな場面に登場予定だ。
なお、「TGS 2018」への出展申し込みの締め切りは6月1日(金)。インディーゲームコーナー[タイプA]への出展締め切りは6月8日(金)となっている。
2010年から「TGS」のメインビジュアルという大変名誉なお仕事に携わることができて、本当にありがたく思っております。
僕はフリーになって今年で18年ですが、それ以前はSNKというビデオゲーム会社に在籍しておりました。初めてメインデザイナーを担当して「TGS 2001」に出展したときの晴れがましい気持ちは今でも特別な思い出です。1997年の大友克洋さんのメインビジュアルも大好きなポスターで、当時大変憧れました。
そのお仕事をやらせていただいているということは自分にとって大きな自信になっていますし、そして何より、ゲーム会社当時にお世話になった先輩方に見ていただけることを毎年本当に誇らしく思っております。
改めて今年で東京ゲームショウのメインビジュアルを担当させていただいて9年目になります。その間にゲームを取り巻く環境は一変し、ついにはゲームが”eスポ-ツ”と呼ばれるプロスポーツの仲間入りをする。そんな時代が到来するとは、9年前は予想だにしませんでした。
この先ゲームはどんな驚きを見せてくれるのだろう、どんな世界を見せてくれるのだろう。そんな期待を胸に、今回のビジュアルは今熱いeスポーツをテーマに描かせていただきました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)