山田優が初主演の連続ドラマで“貧乏で不幸ながけっぷち女”を熱演!

2010/05/24 19:17 配信

ドラマ 芸能一般

初主演ドラマで新境地を開く山田優

テレビ朝日系で、ことし7月から放送が始まるドラマ「崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な『カネ』の話」で、貧乏で不幸ながけっぷち女の主人公・絵里子を、連続ドラマ初主演となる山田優が演じることが分かった。

本作は、映画「いけちゃんとぼく」('09年)や公開中の「パーマネント野ばら」などの原作を手掛けた人気漫画家・西原恵理子が、自身の破天荒な半生をつづった児童向けエッセー「この世でいちばん大事な『カネ』の話」をドラマ化したもの。主人公・絵里子が、幼少時代から不幸を背負いながらも、持ち前のガッツで壁を乗り越え、漫画家として成功していく痛快なサクセス・ストーリーだ。

高知の貧乏な家に生まれてから何度も不幸に見舞われてきた絵里子(山田)は、18歳になり、東京の美術大学に合格した。そんな中、借金を苦にした義父・正造(陣内孝則)が、絵里子と母・光代(渡辺えり)を車に乗せて一家心中を図ろうとした結果、自分だけ死亡。残された絵里子と光代は、借金取りの氷室(田中要次)に金目の物をすべて奪われてしまう。途方に暮れ、美大をあきらめようとする絵里子に、光代は100万円を差し出し、東京へ行くよう告げる。

スタイリッシュなイメージとはかけ離れた“貧乏で不幸ながけっぷち女”を演じる山田は「写真撮影では、プロデューサーや衣装さんと話し合いながら、どうやったら“がけっぷち”な女を表現できるか考えました。ペンを頭に挿したり、Tシャツの襟首を引っ張ってダランとさせてみたり・・・。自分でもアイデアを出しながら楽しく撮影しました」と振り返り、「初めての連続ドラマの主演なので、わたしらしく頑張りたいです!」と意気込みを語った。

また、原作者の西原は「この本は、自分の娘と、これから結婚する女の子たちのために書きました。女の幸せは“結婚”でも“家庭”でもなく、まず“自立”です。たくさんの女性にこのドラマを見ていただきたいです」と力強くアピールした。