この勢いは止まらず、MC後には湘南乃風のSHOCK EYE提供による新曲「夏将軍」を初披露。メンバーの佐々木莉佳子は「この曲のおかげで、この夏も楽しい時間が決定したんですね!」と笑顔を見せ、竹内も「結構、掛け声とかも入ってる。あっぱれ!とか(ファンのみなさんが)好きそうなやつ。今後はこの曲をみなさんと育てていけたら」と感想を語った。
アンコールでは、この日が17 歳の誕生日だった佐々木莉佳子へ向けられた“莉佳子コール”がファンから巻き起こる。その声援に応えるかのように、最新シングルの「Uraha=Lover」を披露。その後のメンバーからの挨拶では、「アンジュルムは強く、カッコよくなっていきます!」(上國料萌衣)、「後輩を見ていて、こんなところを成長したい!がんばりたい!って、いろんな発見ができたツアーだった」(笠原桃奈)、「責任感や緊張感が今までと違う形であったので、すごい自分自身もここに来て成長できた」(勝田)など、和田の卒業を意識したからか、メンバーの口から未来を見据えたコメントが多く聞かれた。最後は「君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)」を歌い上げ、会場のファンを魅了して幕を閉じた。
和田彩花の卒業発表直後に始まった今回のホールツアー。初日公演では、和田が最後のコメント後に涙を見せ、それに呼応するかのようにメンバーも涙するなど、いつもと違った空間でスタート。いつもと違った緊張感、使命感を持って回ったツアーとなり、ラストの日本武道館はメンバーの成長が感じられる公演となった。「1年でできるところまでアンジュルムの最強を見せていきたい!」という和田のコメント通り、アンジュルムの進化が、まだまだ止まらなそうだ。
※以下はメンバーの最後のMC時のコメント(一部抜粋)
「いつも客席から見ていた武道館のステージに、今こうして立っていて、今まで生きてきた中で一番幸せな景色だなって思います。これからも応援してくれるみなさんとアンジュルムのみんなと一緒に、今まで生きてきた中で一番を更新できるようにがんばりたいと思います!」
「本番が始まる前に、客席の3階からステージを眺めさせていただいたんですけど、もうすごくきれいな景色。何時間後、このステージに立っているんだと不思議な気持ちでいっぱいだった。この十人十色はライブハウスツアー、ホールツアーと姿を変えて、ファイナルの日本武道館に歩んできた。私の一歩ずつ自分の色が出せるように、自分の短い歩幅でがんばって成長していきたいと思います」
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