泉谷しげるが発起人を務める「阿蘇ロックフェスティバル2018」が、5月26日に熊本県野外劇場アスペクタにて開催。斎藤工らによるバンド「cinema birds」が音楽フェス初出演を果たした。
ライブは、2017年に引き続いてのトップバッターとなったLEGENDオブ伝説 a.k.a サイプレス上野のDJパフォーマンスでスタート。J-POPやヒップホップを中心に会場を盛り上げた後、泉谷が登場し、フェスティバルの開幕を宣言。泉谷しげる with BANDで「レガシー」を聞かせ、オープニングを飾った。
続いて斎藤、古賀小由実、豪起によるプロジェクトバンド・cinema birdsが登場した。劇場で映画を見ることが困難な地域の人たちに、同じ空間で感動を共有する大切さを伝えるため映画+ライブを届けるプロジェクトで、2017年には熊本・山鹿の八千代座でイベントを開催した縁も持つ。
音楽フェス初出演の彼らは、1stシングル「月と太陽」など3曲を披露。その後、斎藤は自身が出演するIndeedのCM曲をサプライズで歌うという、サービス精神たっぷりのパフォーマンスも見せた。
雨が降り注ぐ中、現れた地元・熊本出身のBLUE ENCOUNTは「Survivor」を歌い上げ、「熊本ただいまー!」と絶叫。故郷・熊本への思いを語った後に「もっと光を」のサビを歌うと、その言葉通りに雨が上がり、会場には日差しが差し込んできた。
予定されていた楽曲を歌い終えるも、舞台袖にいた泉谷が乱入してきて「もう一曲歌え!」とアンコール。その言葉に応えて「阿蘇ロックの歴史は終わらない!」と叫び、「NEVER ENDING STORY」で締めくくった。
すっかり雨も上がったステージに登場したSPYAIRは、「OVERLOAD」で始まり、ボーカルのIKEの「ようこそ阿蘇ロックへ!」の声に会場からも大歓声。人気曲を立て続けに披露した後の「サムライハート(Some Like It Hot!!)」では、恒例の観客一体のタオル回しでテンションマックスに。「熊本最高ー!!」と楽しさを爆発させて、ステージを降りた。
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