<King & Prince>ジャニーズの“未来”背負う6人、デビューまでの知られざる道のり

2018/06/02 10:45 配信

音楽

5月23日King & Princeが「シンデレラガール」でCDデビュー

「King & Prince」デビューまでの道のり


2015年6月にKing & Princeの前身となるユニット「Mr.King vs Mr.Prince」が結成され、テレビ朝日の夏祭りイベントで応援サポーターをつとめた。ユニット名に「vs」が入っているように、お互いに切磋琢磨しあう関係性だった。

以降は、Mr.KING(平野紫耀永瀬廉、高橋海人)とPrince(岸優太岩橋玄樹神宮寺勇太)という二つのユニットに分かれて活動を継続。また、それぞれ個人としてもドラマ出演のほか、深夜のバラエティ番組や舞台、バックダンサーとして経験を積んだ。

Mr.KING


関西ジャニーズJr.出身の平野と永瀬、東京のジャニーズJr.に所属していた高橋の3人という珍しい組み合わせでMr.KINGが誕生した。

平野は2012年の入所からわずか2年でドラマ「SHARK」(2014年・日本テレビ系)に初出演にして初主演をつとめたほか、主演映画「honey」(2018年)と相次いで出演。俳優として活躍。

2016年には舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多」で、19歳という若さで最年少座長記録を更新した。

永瀬は「なにわ皇子」というユニットを経てMr.KINGのメンバーに。

Kis-My-Ft2玉森裕太主演の舞台「DREAM BOYS」(2014年)に出演のほか、2019年公開の映画「うちの執事が言うことには」で初の主演が決定するなど俳優としての活躍も目立つ。

高橋はマイペースな性格でKing & Princeデビューイベントでもほんわかとしたコメントで会場を沸かせた。また、アプリで絵を描くのが趣味などアーティスティックな一面をのぞかせる。

平野が舞台で東京を離れていたときのこと。雑誌のインタビューで平野が、永瀬が不在でうまく笑えなかったと語れば、永瀬もさみしかったと返答。高橋は平野がさみしくならないように、2日に一度のペースで笑顔の画像を送り、平野からは変顔で返信があったという。

3人が揃わないと寂しいという、かわいらしい一面も見せ、素直さやユーモアを軸にして絆を深めていった3人。

Prince


神宮寺勇太はJr.時代から積極的にセルフプロデュースに力をいれ、チャラ宮寺とよばれた時代を経て、もっといろんな自分をみせようと舵を切ると、ファンからは“国民的彼氏”と呼ばれるように。清く正しくクールという神宮寺が考える王子像を追求する。

そんな神宮寺をおだやかでかっこいいと、信頼を寄せるのが岩橋。普段から仲の良い二人はファンから“じぐいわ”と呼ばれ、シンメ(ペア)としての人気も高い。

当時は「強いメンタルが欲しい」と語っていた岩橋。緊張するとお腹が痛くなる繊細な一面を持つ。

かつて放送された「ガムシャラ!」(テレビ朝日系)などでは、チームワークに悩んだり、アクロバットに挑戦したりと、番組を通じてひときわ成長をみせた。

現在は、子どもの頃から続けている野球を武器に、プロ野球チームの月刊誌に連載を持つ。

当時から神宮寺と岩橋が共に信頼を寄せていたのが岸。“じぐいわ”を引き合わせた仲介役でもあり、努力し続ける二人を信頼して、3人ならばもっと強くなれるとPrinceとしての成功を目指した。