印象に残った相談を聞かれ、「元歯科医でいらした認知症のお母さんの面倒を見られている息子さんは、(画面には映りませんが)表情にお母さんが好きだ、という気持ちがにじみ出ていらして。
子供にとって、歯医者さんだったお母さんは、絶対かっこいいに決まってますよね。そんなお母さんを、今は自分が面倒を見る立場になられて、切なさや悲しみ、ひょっとしたら、かすかな償いって言葉なのかな…。
自分をここまで大きくしてくれたお母さんに対する感謝が見え隠れして、とても印象深かったです」と振り返った。
さらに「どの相談をとっても、どの家庭でも、もちろん僕の家庭にも起こり得ることなので身につまされる思いでした。
全ての内容が、他人ごとではありません。一つ必ず実行しようと思ったのが、早い段階で遺言書はちゃんと書いておこうと。極めて大事なことだと気が付かされました」とも語った。
生きている限りどんな人にも悩みはあるものです。そんな悩みを打ち明けた時、人は生きる勇気を与えられます。
実話に基づいた相談者の悩みに対し、相談員たちが親身になって解決へ導きます。遺産相続、認知症など誰しもが避けては通れない、いつでも誰にでも起きうる身近な悩みにスポットを当てます。
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