安西慎太郎「ありえないこと」監修・桑田真澄に興奮! 松田凌は座長に信頼感【「野球―」対談・前編】

2018/06/04 07:30 配信

芸能一般 インタビュー

舞台「『野球』飛行機雲のホームラン~Homerun of Contrail」で主演を務める安西慎太郎(写真左)と友情出演する松田凌


安西慎太郎が主演を務める舞台「『野球』飛行機雲のホームラン~Homerun of Contrail」が、7月27日(金)~8月5日(日)に東京・サンシャイン劇場で、8月25日(土)、26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。

舞台「戦国BASARA」シリーズなどを手掛けた西田大輔が作・演出を務め、元プロ野球選手で野球解説・評論・指導者の桑田真澄が野球監修を、独創的な楽曲で注目を集める笹川美和がメインテーマソングを書き下ろしている。

物語の舞台は1944年の夏。戦局が暗い影をもたらす中、少年たちは甲子園のグラウンドに立つという夢をかき消され、予科練への入隊を決意する。ぶつかり合いながらも、未来を語りあい、いつしか一つのチームに。甲子園はかなわなくても、野球への情熱は捨てられず、その思いは“忘れられない一日”へ繋がっていく―。

安西をはじめ、舞台などで活躍する注目の若手俳優が集結する今作。「ザテレビジョン」は、キャスト陣にとって初顔合わせとなった4月某日のビジュアル撮影の現場で安西を直撃。ドラマ「男水!」(2017年、日本テレビほか)などで数多く共演している松田凌と共に、互いの印象や作品、野球監修を務める桑田について語ってもらった。

松田凌「断る理由はなかった」


――まず、オファーを受けた時の心境から教えてください。

安西:うれしかったですね。舞台をやらせていただけるという幸せな気持ちと、プラス西田大輔さんの元でまたやれること。それに、メンバーは「はじめまして」じゃない人もそうですし、「はじめまして」もそうですけど、例えば凌君だったらこの瞬間の松田凌は「はじめまして」だから、みんな「はじめまして」の感覚でできると思うんですよね。なので、楽しみな気持ちでいっぱいです。

松田:実はこの時期、(他の)舞台の出演がすでに決定していて。でも、自分が西田大輔という演出家さんとこれまで作品をやってきて、座長が安西慎太郎だって聞いたら、お芝居をする者として個人的にこの二人は好きなので、断る理由はなかったですよね。

ただ、野球というスポーツを題材にした作品に携わった経験はあまりないので、また男同士で“熱い夏”にできるかなっていう期待感が大きいですね。

安西:スポーツでは水泳(男水!)とかありましたけど、僕も野球の作品は初めてです。でも、僕は元々野球をやっていて、そこそこうまかったんですよ(笑)。

松田:ははは(笑)。

安西:いや、本当に。それが(作品の中で)どこまで生かされるかわからないですけど、野球というものには触れているので、少しは(演じる上で)強みになるかなって思っています。

松田:今もやっているって言ってたよね?

安西:たまにやっています。