安西慎太郎が主演を務める舞台「『野球』飛行機雲のホームラン~Homerun of Contrail」が、7月27日(金)~8月5日(日)に東京・サンシャイン劇場で、8月25日(土)、26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。
「ザテレビジョン」では、4月某日のビジュアル撮影の現場で、安西と松田凌にインタビューを行った。後編では、他の共演者など舞台裏について、演出を務める西田大輔の作品に参加する思いなどを聞いた。
【「野球―」対談・前編】から続く。
――出演者はほとんど男性になりますね。
安西:さっき皆さんと初めて会って、男だけということもあるんですけど、すごく一人一人が持っているポテンシャルもそうですけど、人間的に熱い人が多いんじゃないかなって感じました。
松田:そうだね。
安西:なので、この作品に対してすごく情熱を持って、ひたむきに、それこそ野球みたいに泥くさく稽古をやっていて、お客さんが感動する作品を。まだ台本を見ていないんですけど、そういうメンバーがそろっているなって感じました。
松田:いろいろなところで経験されてきた皆さんなので、落ち着きはあるんですけど、ただ心の中でぎらつかせているようなものがあるんじゃないかなって。自分たちもそうだったと思うんですよね。
学生時代に部活をやっていたり、何かスポーツに携わっているときって、若いながら情熱と勢いなどで、自分たちを突き動かしていた時間があったと思うんですけど、そういうものを経験してきた人たちだから、稽古でもそうだし、本番でも引き出してくるんじゃないですかね。そういうのが重なっていったらいいですね。
――舞台裏も熱くなりそうですね。過去に熱く、夢中になったことってありますか?
安西:それこそ野球ですね。(幼稚園の)年中くらいから中学2年生の終わりくらいまでしかやってないんですけど、よく言うじゃないですか。「白球だけを追い掛け続ける」みたいな。そういう感じですね。
怒られたらすぐに泣くし、みんなでドロドロになりながら練習するし。なぜか突き動かされちゃうもの、それってスポーツには特にあると思いますね。
松田:いっぱいあるんですけど、まとめるとめちゃくちゃ遊ぶことに夢中になっていましたね。特に学生時代は何をやるにしても、自分の人生が華やかになりたいという気持ちが強かったので、遊ぶときも真剣だし、スポーツでも真剣にやってみて。怒られるようなこともしたかもしれませんけど、遊ぶことには夢中でした。
今も“遊び心”みたいなものは忘れたくないなって思います。
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