Webサイト「ザテレビジョン」では、5月28日~6月3日の「視聴熱(※)」ドラマ ウィークリーランキングを発表した。
1位「おっさんずラブ」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系) 586631pt
6月2日に第7話(最終回)が放送。上海に転勤が決まった春田(田中圭)に黒澤(吉田鋼太郎)がフラッシュモブでプロポーズをし、春田は承諾してしまう。だが、結婚式で誓いのキスをしようとすると、牧(林遣都)とのキスを思い出す春田。黒澤は春田の背中を押し、春田は牧に改めて思いを告白するのだった。
放送中から直後にかけてSNSは大いに沸き、放送翌日の6月3日の1日だけで146854pt、5月28日~6月3日の1週間の総計は586631ptという異例の高視聴熱を記録。Twitterでも「#おっさんずラブ」が2週連続で世界トレンド1位になったほか、国内でも「#春牧(「春田&牧」の略称)」「#武蔵ごはん」といった関連ワードが続々ランクイン。その盛り上がりは、6月4日現在もなお続いている。
中でも熱い注目を集めているのが、春田と牧がイチャイチャするラストシーン。「泣けた!」「最高の最終回!」といった絶叫コメントが多数殺到し、さらに田中、林のみならず、吉田や眞島秀和、内田理央らを含め、キャスト陣への称賛も数多く寄せられている。
2位「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜夜10:00-11:07、TBS系) 89389pt
5月29日に第7話を放送。音(杉咲花)は天馬(中川大志)から桃乃園学院への転校を勧められ、学校見学に行く。「音を守りたい」という天馬の言葉がうれしいものの、晴(平野紫耀)からの情熱的な告白が忘れられない音は、心の中にもやもやを抱えていた。そんな中、晴は憧れの道明寺(松本潤)の家を、音と共に再び訪れる。
メイド頭・タマ(佐々木すみ江)と、秘書の西田(デビット伊東)を前に、自分は道明寺のようになれないと落ち込み、葛藤する晴。それを見たタマは道明寺ら“F4”がやっていた“赤札”などを西田に話させる。そして晴と音が帰る姿を見て、西田は「あの2人に少し似ていますね」とタマにポツリ。それに対し、タマは“愛のある否定”で返した。
松本潤と井上真央が演じた「花より男子」(2005年ほか、TBS系)を思い出させる展開に、SNS上では“花男”ファンの歓喜の声があふれた。
またラストでは、晴が再開させていた“庶民狩り”をやめると宣言。弱いところをさらけ出した晴に応援の声が寄せられた。
3位「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合) 29389pt
5月28日〜6月2日は、第9週を放送。特に6月1日放送の第53回は、ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)と、人気急上昇中の中村倫也演じる正人との恋の進展が描かれたほか、鈴愛の母・晴(松雪泰子)が上京したことで久々に岐阜・梟町の住人たちが多数登場して話題となった。
梟町の人々の中でも、とりわけ注目されたのが、鈴愛の祖父・仙吉(中村雅俊)が自宅の居間でギターを弾き語りするシーン。仙吉は、鈴愛の弟・草太(上村海成)を相手に、フォークグループ・ガロの大ヒット曲「学生街の喫茶店」(1972年)を歌い、「おじいちゃん、年甲斐もなくフォークソングが好きなんや」とほほ笑み、続けて当時の最新ヒット曲であるサザンオールスターズの名曲「真夏の果実」(1990年)を熱唱。「こんな歌が、おじいちゃんの青春時代にあったらよかった…そうすりゃじいちゃん、廉子さんに、ばあちゃんに歌ってやった」と、仙吉は、戦争まっただ中にあった青春時代を振り返り、亡くなった妻・廉子(風吹ジュン)への思いを吐露するのだった。
決して戦争体験を語らず、ただただ亡き妻への思いと平和への願いを込めて歌う仙吉の姿に、SNS上では「朝から中村雅俊…沁みた」「待ってました!仙吉じいちゃんライブ」「美声でギター弾き語り。こんなじいちゃんうらやましすぎる」など、称賛の声が殺到。「中村雅俊」がTwitterのトレンドワード1位に躍り出るほどの反響を見せた。
Webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやドラマランキング、デイリーランキングも発表している。
※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標
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