鈴木愛理がデビュー秘話を告白!歌はやめようと思っていた!?

2018/06/04 19:24 配信

アイドル

ソロデビューを果たす鈴木愛理

元℃-uteメンバーの鈴木愛理が6月6日(水)にデビューアルバム『Do me a favor』をリリースする。

デビュー15年目にしてファン待望のソロデビューとなる同作品は、ポップ、ロック系統のバンドサウンドナンバーとダンスナンバーの2Way構成。SCANDAL、赤い公園、SPICY CHOCOLATEといった人気アーティストとコラボした楽曲など全15曲が収録されている。

また、7月9日(月)にロックの聖地、東京・日本武道館での単独公演が決定しているほか、6月9日(土)にスペースシャワーTVプラスにて「鈴木愛理“15年目の新人”大分析スペシャル ~Do me a favor~」(夜10:00-11:00)などの特番がオンエア。

今回、鈴木にインタビューを行い、ソロデビューの感想や日本武道館でのコンサートへの意気込みなどを語ってもらった。

15年目でのソロデビューの感想は?

「実は、『もう歌はやらないでおこう』って思っていたんです。というのも、歌やダンスが好きでこの世界に入って15年間やってきて、この15年間を超える熱量で取り組めず中途半端になってしまうくらいなら、好きな歌だからこそやめておこうって」

それがどうしてソロデビューに繋がったのですか?

「それで、『もう(歌は)やらないです』って言おうと思って、今後の活動についての打ち合わせに行ったんです。そうしたら、『鈴木には歌とダンスをやってもらいます!』って(笑)。戸惑いながらも家に持ち帰らせてもらって今後の展開に関する内容をひもといたら、私が『もしソロでやるとしたらこういう感じにしたい!』と思っていた内容と合致していたので、『こういうふうにやらせてもらえるなら、かつてない熱量で取り組めるかも!』と。それから、今後やりたいスタイルや方向性などをまとめた資料を自作して、自らプレゼンするかたちでソロデビューさせていただけることになりました。何度か打ち合わせを重ねていくにつれ、“私にやってほしいこと”が“私がやりたいこと”と一緒だったことに気付いてからは、『やりたいことができるっ!』というわくわく感でいっぱいでした」

デビューアルバム『Do me a favor』はどんなアルバムですか?

「バラエティ豊かなアルバムに仕上がったと思っています。“カメレオン”感というか、これからいろんな姿に染まっていこうとする姿が垣間見えればという思いで作りました。聴いていただいた方にクリーンヒットする楽曲が1曲でもあれば嬉しいです」

アルバム制作で苦労したことは?

「アイドル時代は、レコーディングは1時間で終わるものだと思っていて、その時間内でどれだけ自分の練習の成果を出せるか、というものだったんです。でも今回は、1曲に6時間はゆうに掛かって、『これ、終わらないぞ!?』って(笑)。ディレクターさんと話しながら、雰囲気を決めながら、少しずつ丁寧に作り上げていきました。自分の子供を育てているような感じで、お披露目する時は初めて子供の顔を見せるような感覚ですね。子供いないんですけど(笑)」

『Do me a favor』(=お願いがあるんだけど)というタイトルにちなみ、鈴木さんの“お願いしたいこと”を教えてください。

「私、花粉症がひどくって、一年中なんですよ。だから、鼻を取り換えてほしい!!(笑)」

最後にファンの方にメッセージをお願いします!

「一人での活動を通して、音楽は聴いてくれる人がいて初めて成り立つもので、ライブは来てくれる人がいて初めて成立するものだということを改めて感じています。“愛理マニア(鈴木のファン)”の方も、これから“愛理マニア”になってくれるかもしれない方も、たくさんの夢を私と一緒に見てくれると嬉しいので、ぜひお時間があったら日本武道館に会いに来てください!」

文=原田健 撮影=皆藤健治

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