10月に始まった「連続ドラマJ」は、人情あふれるギャグや命を問うシリアスなストーリーや、謎の女が主人公の物語などさまざまなジャンルのドラマに挑戦してきました。そして今クールはグルメドラマです。
しかし、ただおいしいものが登場するドラマではなく、日本人のDNAに刻まれた誰にも共通する“うまさ”を引き出すドラマチックなエンターテインメントです。それは純粋にうまそうな食べ物にひもづいた、誰にでもある思い出など、ノスタルジック感溢れるストーリーで見せるドラマです。
そんな囚人たちの繰り広げる、うまいめし語りバトルに、見る人は思わず「ごくり」となります。そして「食べたいな」だけでなく「懐かしいな」など思い出が呼び起こされるストーリーです。ぜひ、腹をすかして見てください。いえ、満腹で見ても食べたくなること必至です。そして心にグっときます。
5月24日に原作者の土山しげるさんが逝去されました。出版社の担当の方から土山さんにこの作品のドラマ化のお願いを伝えていただいたところ、病床で大変喜ばれ期待しているとおっしゃったそうです。土山さんの期待に応えられるよう最高の作品を作っていこうと思います。
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