現在放送中のドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。フランス小説の名作復讐劇「モンテ・クリスト伯」を原作に、無実の罪で投獄された主人公・暖(ディーン・フジオカ)が、伯爵“モンテ・クリスト・真海”へと華麗なる変身を遂げ、3人の男へ復讐していく様を描く。
その3人の中で、最も悪意と欲望に満ちた男である神楽(新井浩文)の秘書・牛山を演じるのが久保田悠来だ。最終回を目前に控え、現場の雰囲気や役どころ、さらにプライベートの様子までをインタビューで語ってもらった。
――牛山はどんな人物だと捉えていますか?
神楽さんに忠実な秘書でありつつ、身の回りのことを全てやっているうちに留美(稲森いずみ)さんに思いをはせているような存在だと思います。演出の西谷(弘)監督とお話して、例えば資料について話すときなど、資料を見なくてもつらつらと語れるような“有能である秘書”を演じさせていただいてます。
――牛山とご自身を比べて、共通点や違うと感じるところはありますか?
牛山はすごく姿勢がいいイメージなんですけど、僕は普段姿勢が良くないです。モデルとか仕事中はピシッとできるんですが…。自分と近いと感じる部分は、場の空気をなんとかしようとするところです。神楽さんが去っていった後に、留美さんに対して気遣いの言葉を掛けたり、空気を変えようとするところは共通しているかなと思います。
――新井さんとの共演シーンが多いですが、どういったお話をされるのでしょうか。
共通の友人の話題だったり、「麻雀やるの?」って聞かれたり(笑)。あとは、新井さんの車で自宅まで送っていただいたことがありました。撮影後に「乗ってく?」と聞いてくださって、「ありがとうございます!」と(笑)。作品中では僕が車で送る立場ですが、撮影後は逆の立場でになって送っていただきました。
――最終回目前ですが、ご自身の予想ではどうなると思いますか?
予想ですが、最後は信一朗(高杉真宙)が一人で立っていて終わると思います。“因果応報”がキーワードになっているので、あとは全員そろって屍に…(笑)。信一朗は、一番の良心なので、彼だけは生き残ってほしいですね。それか、もう一度復讐が始まるとか…モンテ・クリスト・信一朗が復讐しましょう。
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