――一方、健太郎演じる律は恋愛経験がなく、不器用なタイプ。その律がドラマ版の主軸になっていく。
健太郎「律はすごく不器用なのですが、そこがかわいいんですよ。第1話で出会う小雨に恋をするのですが、律は不器用だからこそ応援したくなるんです。そういう思わず応援したくなるところが、律の最大の魅力なのではないかな?と思って演じています」
――ドラマでは全5話を通して、律は少しずつ殻を破っていく。
健太郎「好きな人のために人前が苦手な律が、文化祭に向けてギターを練習するシーンがあって、指にタコを作りながら頑張るんです。演じながら、律の成長をすごく感じました。でも、成長したなと感じるとちょっと戻って、そこからまた成長して…となるんです。律自身、今行かないと! 今言わないと!って思うのですが、なかなか行動できない。思っていることに行動が伴わなくて悶々(もんもん)としているので、僕はそこに人間性を感じて好きだなって思います」
――今作は女性はもちろん、男性も共感できる点がいっぱいの作品だ。
健太郎「女子だけでなく、男子もめっちゃめっちゃ楽しめる作品だと思います! 分かる!ってことも多いと思いますし、バカだなーって笑うこともできるはず。僕らが考案したジャンケンが登場するので、高校生の男の子にマネしてもらえたらうれしいです!」
――そして、ドラマ版の後には、映画版が待ち構えている。
健太郎「ドラマは律の成長ストーリーになっていて、それを斗和が応援するという形になっていますが、映画になると今度は立場が逆転して、みんなで斗和の恋を応援する展開になります。斗和の恋の始まりみたいな部分もドラマで描かれていますので、そこもぜひチェックして見てください!」
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