嘉島陸、7年の充電期間中は「朝から晩までバスケに夢中」

2018/06/12 22:00 配信

ドラマ

江戸川音(杉咲花)・神楽木晴(平野紫耀)・馳天馬(中川大志)の三角関係が話題を呼んでいる「花のち晴れ―」で桃乃園学院副会長の近衛仁を演じている嘉島陸撮影=磯崎威志

――江戸川音(杉咲花)・神楽木晴(平野紫耀)・馳天馬(中川大志)の三角関係が話題を呼んでいる「花のち晴れ―」(TBS系)。カップルになった音と天馬の間で嵐を巻き起こす桃乃園学院副会長の近衛仁に対し、「第三者から見ると間違った行動なんですが、彼にとっては正義がある行動なんです」と語るのは近衛を演じている嘉島陸

嘉島「近衛は天馬さんを崇拝し過ぎていて音さんのことを軽蔑しているというか…。なかなか難しい人。原作があるぶん、一からの役作りはなかったのですが、漫画の登場人物を忠実に再現するのは大変だと思いました。近衛は、原作でもせりふがあまりなくて表情だけのお芝居が結構多いので、その時々の場面などを頭に入れて演じています」

――役に対して真面目に取り組む好青年の嘉島にとって本作は久しぶりのドラマ。実は彼、「アイシテル~海容~」('11年日本テレビ系)で10歳ながら殺人を犯してしまうという難しい役を演じた子役出身。

嘉島「父親が沖縄に転勤したこともあり、小学校卒業を機に子役をやめて沖縄に行きました。なので今回は7年ぶりのドラマ。現場に入るまでは不安でいっぱいでしたが、クランクインすると当時の感覚を思い出し、スイッチが入って役になりきれました。ただ、子供のころは親に言われたことを表現していただけでしたが、今は自分で台本を読み込んで役を理解し、気持ちをつくっていかなければいけないので、お芝居に対しての向き合いはちょっと違うかもしれないです。撮影中は、常に役のことを考えて行動しようと思っています」

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