中村梅雀「これまでに演じたことのない難しい役」

2018/06/06 21:21 配信

ドラマ インタビュー

切れ者の刑事・那須を演じる中村梅雀(右)とバディのあかりを演じる松下由樹(左)(C)TBS

6月11日(月)放送の月曜名作劇場「森村誠一サスペンス おくのほそ道迷宮紀行」(夜8:00-10:00、TBS系)で、主演を務める中村梅雀

これまで月曜名作劇場「赤かぶ検事シリーズ」をはじめ数々の作品で主演を務めてきた梅雀が、常に冷静沈着、合理的に真実を見抜こうとする刑事・那須猛を演じる。

今作は森村誠一原作の小説を、梅雀と松下由樹を刑事役にドラマ化したもの。「俳句」がキーワードとなり、松尾芭蕉の名句が物語の重要な鍵を握る。

岩手の平泉が舞台となっており、梅雀は「このドラマのロケで中尊寺の金色堂を初めて見ることができました。世界遺産であることも納得できる美しさ。その場所で撮影できたことは、貴重な経験でした」と喜びを語った。

原作にないキャラクターを演じる難しさ


役柄については「脚本を読んで、那須は切れ者でありながら感情の起伏が少なく、これまで演じたことのない難しい役だと感じました。

那須の内面をどう見せるのか、それとも分からせない方がいいのか、そのさじ加減を微妙に考えさせられる人物でした」と振り返る。

さらに那須は原作に登場しない人物のため、制作スタッフに生い立ちから設定を作ってもらったとのこと。

「演技をしながら監督と現場で相談してキャラクターを作っていきました。うまく調整できたと思います」と、スタッフ一丸となって役に向き合ったことを明かした。

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