LCC、ジェットスター・ジャパンの機内誌「jetstar MAGAZINE」の6-7月号が、現在、同社の機内にて設置中。その表紙を、上白石萌歌が飾っている。
「jetstar MAGAZINE」は、現在、ジェットスター・ジャパンの路線である、国内12都市・17路線、国際4都市・9路線の機内にて設置されている機内誌。隔月偶数月に発行され、閲覧者数は2か月で84万人。
6-7月号の第一特集は、ジェットスター・ジャパンの就航地の1つ・北海道。北海道の大自然を背景に、背景の衣装とマッチした上白石が微笑みかける。
今回、上白石は、7月20日(金)から公開される、スタジオ地図製作、細田守監督の最新作『未来のミライ』で、主人公のくんちゃんの声を演じることがきっかけとなり、表紙出演となった。
細田監督の作品は全作品観ているという上白石。『バケモノの子』の公開時は、その展覧会に行ったほどだそう。今回、くんちゃん役は、オーディションで射止めた。
「最初は、くんちゃんの妹・ミライちゃん役のオーディションで行ったんですが、帰り際に監督に呼び止められて、『くんちゃんの原稿を読んでみて』と言われました。お母さんに向かって『オニババ!』と言うセリフやイヌの鳴きまねが良かったみたいです」と笑う。
くんちゃんは、4歳の男の子。演じるにあたり、しっかりと役作りにも励んだ。「写真家を目指す友人が、自分の卒業した保育園に写真を撮りにいくというので、同行させてもらいました。その時に4歳だと思われる子に話し掛けて(笑)。大人っぽいというか、あまり子供っぽさを感じなかったんです。リアルを求めるなら実際に4歳の子に声優を依頼すると思うんです。実際に子供たちと話したことで、18歳の私が配役されたことには意味があるんだという考えに至りました。そこをしっかりと表現しようと努めました」と振り返る。
ずばり、同作の見どころは「嫉妬心など、子供でも大人と同じ感情を持っている。そういう部分に共感できるのと、両親はこう思っていたんだと、親の気持ちを感じられる作品にもなっていると思います」とコメント。
また、6月8日からは、姉の上白石萌音と初めて共演した映画『羊と鋼の森』も公開中。「この作品では姉とともにピアニストを演じています。撮影の2カ月前からピアノの練習をスタートして役作りをしました」とPR。
『羊と鋼の森』の舞台は、今回の機内誌の特集にもなっている北海道。「まだ雪の降っているころに撮影したんですが、ロケの合間にはしっかりと北海道の食を楽しみました。特においしかったのは、ラーメン! 北海道の食、本当におすすめです」と振り返った。
インタビューでは大人っぽさを感じられたが、撮影では歯を見せて笑ったり、ジャンプをしたりと18歳の女の子らしい動きを見せてくれた上白石萌歌。タレントとしての“のびしろ”を感じさせてくれた。