杉本彩の色気もはみ出す!? ライダー&スーパー戦隊モノの長編特撮映画が初の3D上映!

2010/06/04 11:33 配信

映画 芸能一般

「見どころは3D映画ならではの迫力あるアクション」と口をそろえる映画「仮面ライダーW―」と映画「天装戦隊ゴセイジャー―」の出演者たち

全編3D(一部、2D劇場あり)上映という試みが話題を呼ぶ、映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」と「天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」が8月7日(土)に公開。2作品が同時上映されることから、6月1日、都内で行われた製作発表記者会見は2部制で同時開催に。「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」からは桐山漣菅田将暉ら主要キャストと坂本浩一監督、「天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」からは千葉雄大さとう里香ら主要キャストと渡辺勝也監督が出席した。

第1部は、毎週日曜にテレビ朝日系で放送中の「天装戦隊ゴセイジャー」の劇場版「天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」の会見。物語は、地球を守ることを使命とする“護星天使”ゴセイレッド・アラタ(千葉)ら5人が、2つの謎の隕石(いんせき)をめぐって悪と戦いを繰り広げるさまを描く。

ゴセイピンク・エリ役のさとうは「ドラマでは見られない迫力のアクションシーンを披露しています」とアピール。劇場版で物語の鍵を握る女性・ラシルを演じる磯山さやかも「格好いいアクションからクスッと笑ってしまうシーンまで、子供だけじゃなく大人も楽しめる作品になっています」と見どころを語った。

ドラマシリーズから出演するお笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世は「役者として頑張りました。演技を見てほしい!」と熱く語るものの、「カメラマンの方がすっごく怖いんですよ! 監督より演技指導してくれるんです。その方にいかに染まるかだけを考えていました」と本音を明かし、キャストや監督は思わず苦笑い。一方、初めての映画出演となったアラタ役の千葉は「映画に出たくて、芸能界に入ったので夢がかなってよかった。僕も映画館でキャラメルポップコーンを食べながら見たいです」と、役柄同様に天真らんまんな調子で話し、会場を和ませた。

続いて、第2部の「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」の会見がスタート。同作品は、毎週日曜にテレビ朝日系で放送中の「仮面ライダーW」の劇場版。私立探偵の左翔太郎(桐山)と相棒・フィリップ(菅田)が仮面ライダーWに変身し、凶悪なテロリスト集団「NEVER」に立ち向かうというストーリー。

桐山は「ドラマ版とは逆で、話の軸はフィリップだなと思いました。物語を裏から支えるヒーローになれるよう心掛けました」と話す通り、今作では、フィリップが共に悪に挑む国際特務調査機関員のマリア(杉本彩)に母の面影を重ねるなど、親子のきずなも描かれている。フィリップを演じる菅田は「フィリップの成長を描いた作品でもあり、主演としての責任感を感じました。今まで生きてきた17年のすべてを込めないと乗り切れなかった」と振り返った。

さらに、杉本とのシーンが多かった菅田には別の緊張感もあったようで、「(共演シーンは)正直困りました(笑)。バクバクしてました」とそのセクシーな魅力にタジタジだった様子。対する杉本は「おびえながら接してくるところがかわいくて、思わず食べてしまいたくなりました(笑)」と余裕のコメント。また、「監督から“子供の映画だと思って遠慮しないで”と言われたので、いつも通り全開です! きっとお父様たちにも楽しんでいただけると思います(笑)。3Dだけに、枠にとらわれない感じ」と大胆発言も。

一方、劇場版で悪のライダーとして登場するテロリスト集団の隊長・大道を演じる松岡充は「今回のオファーを頂いた時、すぐに“出演させてください”とお伝えしたほど、特に男性にとっては仮面ライダーシリーズって魅力的。ライダーに変身できると聞いた時は、“まじめに生きていれば夢ってかなうんだな”ってしみじみ思いました。とにかく僕が変身する“仮面ライダーエターナル”は強いです!」とあこがれのシリーズへの出演にノリノリな様子。また、大道の部下・泉京水として出演する元格闘家・須藤元気は「泉京水、実はオカマちゃんなんですが、わたし自身、役に対するポテンシャルの高さに自分でもびっくりしております。(記者の)みんな、しっかり宣伝してちょうだい!」と役になりきったコメントを交えて話し、笑いを誘った。