内藤剛志、安達祐実との“別れ”に「祐実ちゃんロスで寂しい…」

2018/06/13 07:00 配信

ドラマ インタビュー

ふと“タイムワープ”した気持ちになります


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――以前、弊誌で安達さんをインタビューさせていただいた際に、「内藤さんと向き合ってお芝居をしていると、ふと過去の記憶がよみがえってくる」とおっしゃっていたのですが、内藤さんはいかがですか?

今の祐実ちゃんはお子さんもいらっしゃるし、当時祐実ちゃんはまだ子供だったので、ふと“タイムワープ”した気持ちになることがありますね。「この20数年間はどこに行っちゃったんだろう?」と。

芝居の仕方にしても、もちろん進化している部分もあれば、変わらない良さというのもあって、「ここ、当時と同じ芝居の仕方しているな」と感じる瞬間があります。

他にも長い付き合いの役者さんはいますが、あの作品をやったということがどこかで特別になっているんですかね。

――そんな安達さんが演じられる刑事・谷中萌奈佳(やなかもなか)と大岩の信頼関係はいかがでしょうか?

大岩って、部下のことを自分の子供のように見ているんです。なので、やはり萌奈佳のことも自分の娘だと思っていて。さらに大岩は、娘の春菜を亡くしているという設定がありますから。

第9話で、萌奈佳が初めて大岩の自宅に訪ねてくるシーンがあったのですが、妻の小春を演じる床嶋(佳子)さんが遺影に映る春菜を見て、「春菜が生きていたら、ちょうど萌奈佳くらいなのかな」とおっしゃっていて。大岩は、病気で失った娘を萌奈佳に重ねているのかもしれません。

――塙さんとはバラエティー番組でも何度か共演されているということですが…。

塙くんは、あの淡々と自分の言葉を話していくというところにすごく味があると思っています。僕たち俳優はどこかで表現し過ぎているところがあるので、塙くんと共演して新しい発見がたくさんありましたね。

僕はお芝居でも芸人さんと共演することが多いので、俳優とは違うチャンネルを使ったお芝居にすごく刺激を受けるんです。塙くんにも、「良いもの頂きました」と直接言っているのですが、彼は謙虚な人間なので、信じてくれないんですよ(笑)。

塙君の相方の土屋(伸之)くんもゲストで出演してくれましたが、二人とは街ブラのロケも一緒にやったことがあるので、現場もすごく楽しくて。

僕は関西人ということもあってお笑いが大好きなので、撮影の合間にいろんなお話をさせていただきました。

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