室井滋、息ぴったりの大竹しのぶとは「前世スパイのコンビだったかも」

2018/06/13 07:30 配信

ドラマ インタビュー

撮影の終わった今はもう、その能力は封印しています


直美(室井滋)は令子(大竹しのぶ)と共に旅館での潜入捜査を行う(C)NHK


──令子と直美のキャラクターを交換してみたいなんて思いはありますか?

そうですね、もしどこかでかわいい役がきたら(笑)。

でも大竹さんと私のどちらかが(おっさんキャラ)ってなったらそれは私でしょう(笑)。

自分でも目つきは悪いし、怖いなと思っているんです。なんか危ない感じ。ニコニコしないとやばいなぁって(笑)。

撮影している間はお休みの日でも自分が役柄に入っちゃってる時があるんです。視線とか物言いが直美になっているのが自分で分かるんですよ。

お休みの日にタクシーに乗っていたんですが、信号待ちしている時に怪しい動きをしているおじさんを見つけて…。それを見て一緒に乗っていた人に「見てて、あの人絶対ごみ箱あさるよ」って言ったら本当にあさり始めて! 怖すぎるって言われました(笑)。

冬に出てくる虫とかバン! ってやってしまったり、動体視力がよくなっちゃってるんです(笑)。

撮影の終わった今はもう、その能力は封印してます。

──見どころにもなっているアクションはいかがでしたか?

前回で身に着けた基礎を体が覚えているので、動きは前より良くなっていると思います。

私たちのやっているアクションは“派手に見せるため”のアクションじゃなくて、“相手を倒すため”のアクションなんです。実際のスパイ同士でも戦いって声は出さずに急所を捉えようとする技だったりするんですね。人間って手をひねっただけで動けなくなったりするんです。だからあっさりと相手の武器を取り上げることができたり。そういうことをどれだけ素早くできるかどうか、ちょっと実生活で試してみたくなっちゃいますね(笑)。女性は護身術として習ってもいいかも。

出演者の方でも空手ができるって言ってたかな? 若い方たちで割とそういうこと(武道やアクション的なこと)をされてた方たち多いんですよね。どうして始めたの?って聞くと格好いいし、動きのキレが良くなるからって。

──室井さんご自身は始めてみようとか…

私は別に今からキレがよくならなくてもいいかな(笑)。

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