――七瀬を演じるに当たり、心掛けたことはどういうことですか?
ドラマ前半部分では、七瀬は菜緒に対して発言が強かったり常に何かにイライラしたり焦っている姿が印象的です。でも、後半部分では張り詰めていたものがどんどん崩れて、大地への気持ちに素直にひたむきになっていきます。そのバランスをとても大事にしました。
ドラマを見ている方も、ドラマ前半部分の七瀬にはきっと良い印象を持たないかもしれないと思ったので、「実は、七瀬って本当はこんなに素直な子なんだよ!」ということが伝わるように、かわいところが引き立つといいなという思いで演じていました。
――七瀬はなかなか大地に思いを伝えられない役どころです。1人であれこれ悩んだりするシーンもありますが、相楽さんなら七瀬にどのようなアドバイスをされますか?
難しいですね。七瀬は強がっているけど、とても弱い女の子だから、無理に「(大地の元に)行け!」とも言えないかもしれないですね。様子を見ながら、まずは「いつもの感じで遊びに行ってみたらどう?」とかアドバイスするかもしれません。
――ドラマの中盤、そんな七瀬に転機が訪れます。最終回に向けての注目ポイントを教えてください。
やっぱり、ここは七瀬と大地の恋の行方だと思います。「七瀬の奮闘ぶりは大地に伝わるのか?」「大地の七瀬への気持ちは変わっていくのか?」、七瀬の片思いを応援しながら見ていただけたらうれしいです。
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