'00年6月3日に、水谷豊主演で土曜ワイド劇場の一作品として始まった「相棒」が、ことしの6月3日で10周年を迎えた。この記念すべき年に、テレビ朝日から、さまざまな企画を展開していくことが発表された。
まず第1弾として、「相棒season8」DVDのリリースが決定。特典映像には、放送開始時に行われた「『相棒season8』記者会見」などが収録されている。
そして第2弾は、テレビドラマ「相棒season9」の放送がこの10月よりスタート。前シーズンの「相棒season8」では、警察上層部からの密命を受けた警部補・神部尊(及川光博)が、疑問を抱きながらも警視庁特命係・杉下右京(水谷)と捜査に参加し、数々の難事件を解決してきた。最終回では、尊が特命係に配属された真実が明かされ、視聴率もシーズン最高となる20.4%を記録。シリーズ通しても平均17.9%と高視聴率をマークした。
さらに第3弾として、12月23日(木・祝)に映画「相棒‐劇場版II‐」(仮)の公開が決定。テレビドラマ「相棒season8」から亀山薫(寺脇康文)に代わって右京の新しい部下となった尊と右京の活躍を描く。
これらの発表を受け、水谷は「相棒が10年続いたのは、素晴らしいスタッフ、キャスト、ドラマを見てくれている皆さまのおかげ以外の何物でもありません。そして目の前には劇場版IIとseason9…感慨に浸る間もないのが正直なところで、この10年にただただ感謝です」と喜びのコメントを寄せた。
一方、及川は「10年続いてるドラマってすごい!! 僕は昨年からの参加ですが、水谷さんとの“呼吸”を大切にして、season9も精一杯演じたいと思います。しかも劇場版に出演できるなんて!!」と意気込みを語った。
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