井ノ原快彦ら“特捜班”涙のクランクアップ! 「寺尾さんと出会えたことが僕の財産になりました」

2018/06/13 06:00 配信

ドラマ

最後のワンシーンを撮り終えガッチリ肩を組む寺尾聰と井ノ原快彦(C)テレビ朝日


6月13日(水)に最終回を迎える「特捜9」(毎週水曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)で、主演の井ノ原快彦ら“特捜班”のメンバーが、感動のクランクアップを迎えた。

井ノ原と寺尾聰より先に、特捜班のセットでクランクアップを迎えたのは羽田美智子吹越満津田寛治田口浩正山田裕貴原沙知絵の6人。抜群のチームワークを誇る特捜班らしく撮影はスムーズに進み、最後のカットを終えた直後、「これにて、特捜班は終了!」と監督から声が掛かると、スタジオからは一斉に大きな拍手が。

その後、スタッフから大きな花束を贈られたキャストたち。以前、井ノ原&寺尾のバースデーセレモニーでも涙を流した山田は「このドラマに参加させていただいたことは自分にとって、ものすごいご褒美だなと思いながら日々、演じさせていただきました。もし続きがありましたら、どうか新藤をクビにしないでください!」と、またまた涙ながらに懇願し、井ノ原が優しくティッシュを差し出す場面も。

山田の涙につられたのか、いつもはクールな吹越も「今、ものすごく寂しい気持ちです…」とサングラスの奥で涙を光らせた。

羽田もまた「12年間でここまで成長を遂げたイノッチの姿はまぶしくて美しくて、頼もしかった! 本当に愛おしいチームだなと実感しています」と涙をこらえながら、メンバーへの“愛”を語った。

そして、最後に警視総監室セットでの撮影を残していた井ノ原と寺尾も時間差でクランクアップ。

監督から「OK!」の声が掛かると、寺尾と向き合い、ガッチリとハグを交わした井ノ原は、「この3カ月、主役ってどういうものなのだろうと、自分に問いかける日々でした。でも『お前が主役だからオレは出るんだ』と寺尾さんに言っていただけたことが、何よりも僕の宝物、そして力になりました。

これから先、自分の50代を考えたとき、寺尾さんと出会えたことが僕の財産になりました」と途中、涙で声を震わせながらも爽やかな笑顔で語り、そのあいさつを聞いてすすり泣くスタッフも。

同じくクランクアップした寺尾は「今、ハッキリ分かるのは井ノ原快彦が主役として、“太さ”を見せてくれるようになったこと。これからの井ノ原快彦がとても楽しみです!」と優しい笑顔でたたえていた。

関連番組