犬飼貴丈、「劇場版 仮面ライダービルド」力の源はラーメン?

2018/06/13 16:30 配信

映画

「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」の製作発表会見が開催

「ビルド」犬飼貴丈が語る、北九州エキストラ3000人ロケの思い出


続いて行われた「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」会見には、犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、監督の上堀内佳寿也、劇場版ゲストの勝村政信藤井隆が登壇。

伊能賢剛/仮面ライダーブラッド役の勝村は、「7月で僕は55歳になるのですが、こんな年寄りがライダーになっていいのかと驚きました。でも、出演が発表されてからは周りの友達に『すごいな!』と褒められたり、『子供と一緒に見に行く』と言われたりと、たくさんの声を頂きました」と、周囲の反響の大きさをコメント。

また、「衣装合わせの時に監督から『変身ポーズはどうしましょう?』と聞かれたのですが、ちょっと恥ずかしくて『ポーズはなくても…歳も歳なので』と言ったんです。が、その言葉を今後悔しています(笑)。どうして変身ポーズを付けなかったのかなと! 本当に残念です」と告白。「ちょっと撮りなおしていただけませんか?」と上堀内監督へ訴えると、上堀内監督も「じゃあ皆さんに一回下がってもらって、撮り直しに行きましょうか(笑)」と軽妙な返しを見せた。

藤井隆演じる郷原光臣/ゼブラロストスマッシュは、台本では共通語のキャラクターだったが監督のアイデアで関西弁に変更したとのこと。「最初は不安だったのですが、出演者・スタッフとプロの集団が集まる素晴らしい現場だったので、身が引き締まる思いでした」と語った。また、悪役としての演技については「現場で勝村さんに最新芸能ゴシップなどを報告することによって“悪い自分”になれました。勝村さんはキャッキャ言いながら聞いてくれました(笑)」と意外な役作り法を明かし、会場からは笑いが。

さらに、本作は北九州でエキストラ3000人を動員した大規模ロケを敢行した。犬飼は「僕が北九州で最初に思いついたのが、“ラーメンがおいしいこと”でした。僕はものすごくラーメンが好きなので、撮影期間以外は“どれだけラーメンを食べられるか”ということに集中しました(笑)」と告白。「中打ちではキャスト・スタッフの皆さんでご飯を食べたのですが、僕はその前にラーメンを挟んで、中打ちの後にもラーメンを食べに行きました。本当にラーメンの旅でした(笑)」と、好物を堪能して撮影を乗り切ったことを明かした。

そして、「3000人の皆様一人一人が仮面ライダーを愛してくださっている人たちだったので、その愛がじかに伝わるとても熱い現場でした。撮った画も見たのですが、ものすごく素晴らしい絵になっています」と、かつてないスケールで描かれる本作の魅力を語った。