――柾木さんは、高梨ほど涙もろくはないですか?
僕は全然、涙もろくないですね。ほぼ、泣かないと思います(笑)。役に入り込める時は自然と涙が出てくるんですけど、気持ちを盛り上げるまでに時間が掛かったシーンもあったりして。
そういう時は、加門監督と相談しながら気持ちを作って本番に臨みました。
――今回の作品は、コロッケさんが本名の「滝川広志」として主演を務めていますが、共演した感想は?
“滝川広志としてやる”というコロッケさん自身の強い思いを感じました。当たり前のことなんですけど、劇中ではいつものコロッケさんはどこにもいない。
コロッケさんを見に行こうと劇場に行っても、ものまねタレントとしてのコロッケさんは一切出てきません。俳優の滝川広志さんが、そこにいたという感じです。
――確かに、劇中はどこにもコロッケさんがいませんでしたね。
誰よりも加門監督と話し合っていましたし、本番になると完全にスイッチが入っている感じでした。コロッケさんではなく“役者・滝川広志”として演じられていて、すごく真面目な方なんだなと思いました。
――コロッケさんとお会いしたのは初めてですか?
今回、初めてお会いしました。とてもフレンドリーな方で、僕は人見知りなんですけど、いろいろ話し掛けてくださいました。誰にでも平等に優しい方。
撮影の合間には、たまに物まねを披露してくださって(笑)、現場は楽しかったです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)