そして、この日最後のシーンで菜々緒が木村佳乃とともクランクアップを迎えた。
木村は「ありがとうございました。撮影中、とにかく菜々緒さんを支えたいと思っていました。でも、うちの“座長”はまじめで本当にしっかり者で。これからが楽しみな女優さんですし、こんな素晴らしい才能に出会えてうれしかったです」と終始笑顔を見せていた。
そしてスタッフから花束を受け取った菜々緒は、「皆さんありがとうございます! 本当に感無量でございます」という一言で涙が。
「さっき勝利君の(クランクアップの)ときに泣いたのに…」と照れながら、「本当に至らない点ばかりで…台本を覚えるのも遅いし、いつも台本とにらめっこしてるばっかりで、ちゃんとできているかすごく不安でした。
でも、スタッフの皆さんとキャストの皆さんに本当に支えられて、ここまでこられたと思っています」と、現場を見渡す菜々緒。
続けて、うんうんと、優しくうなづく木村に見守られながら「今回は“悪女を超えた悪魔”の役ができたので、今度は勝利君のようにかわいい、“壁ドン”されたり、“顎クイ”されたり、そんな女性の役がやってみたいですけど(笑)」と盛り上げる。
最後は「本当に楽しい3カ月間でした! また皆さんとご一緒できますように頑張りますので、よろしくお願いします。ありがとうございました!」と笑顔を輝かせた。
ゴールデン・プライム帯の連続ドラマの初めての“座長”を見事に務めあげた菜々緒に、しばらく大きな拍手が送られていた。
6月16日(土)放送では、眞子は大沢(船越英一郎)から16年前に起きたホテル火災にまつわる事実を聞きだし、父親を探しに向かう。一方、縣(大高洋夫)が殺された事件で、共亜火災にマスコミが集まり始めていた。
退職する社員も出始め危機を迎えた共亜火災は、グッドマンキャピタルCEOの曽我部(堀部圭亮)から出資の話を持ち掛けられ、経営を乗っ取られそうに。そして博史は、ついに父・修(鶴見辰吾)から大沢との関係を聞かされる。
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