6月16日に愛知・ナゴヤドームで「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」の開票イベントが行われ、SKE48・松井珠理奈が194453票で初の1位を獲得。さらに、2位には同グループの須田亜香里(154011票)が続き、SKE48が世界選抜総選挙ワンツーフィニッシュを飾った。
その他、SKE48からは大場美奈(8位)、惣田紗莉渚(11位)、古畑奈和(15位)が選抜メンバーに入った。
開票も終盤になり、MC・徳光和夫が第3位の141106票を読み上げると、4位・荻野由佳(NGT48)の81629票と大きな開きがあったことから客席からはどよめきが。その後、徳光が宮脇咲良の名前をコールすると、1位争いがSKE48同士の対決となったことが分かったファンからさらに大きなどよめきが起こった。
先に名前を呼ばれたのは須田。ドラムロールが鳴る間は緊張の面持ちだったが、自身の名前を聞いた瞬間に笑顔になり、ステージ中央に歩を進めると、「1位には届かなかったけど、ずっと追いかけてきた背中である1期生の珠理奈さんにライバルだって言ってもらえるようになったりだとか、メンバーからちょっとずつ頼りにしてもらえるようになったりだとか、本当にうれしいです。だから、ステージの端っこに今いるメンバーも、握手会の列が短いっていう子も、ブスだって言われても(笑)、運営から推されなくたって、こうやって上がることだってできるんだ、覚悟さえ決めれば、ちゃんとファンの方はその覚悟に気付いてついてきて応援してくれるんだっていうことを、ちょっとはメンバーに感じてもらえてたら、うれしいなって思います。」など、思いを語った。
一方、松井は2位の発表のときも、1位の発表のときも、真っ直ぐ前を見据えて名前が呼ばれるのを待っていた。そして、1位で名前がコールされると、スピーチでは「私は本気で48グループを1位にしないと気が済まない。こんなに頼もしい後輩がいてくれるんです。こんなに温かいファンの方がいてくれるんです。今テレビで応援してくれてる方もいるんです。だから、みんなを信じて、お互いが信じ合えば、また48グループはアイドル界のトップになれます」とAKB48グループでのアイドル界の頂点奪取を宣言した。
また、最後に松井はステージ中央にSKE48メンバーを集め、「きょう、ここナゴヤドームで開催してもらえたこと、本当に名古屋の皆さんが、愛知の皆さまが頑張ってくれたからです。だから、私たちから感謝の気持ちを言わせてください。ここナゴヤドームで第10回の総選挙をやらせていただき、本当にありがとうございます」と、メンバーと共に深々と一礼。早くも新王者の風格を見せ、世界選抜総選挙を締めくくった。
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