2000年代生まれ初の“レッド”伊藤あさひ「僕にとってのヒーローはスパイダーマン」

2018/06/27 08:00 配信

ドラマ

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」にルパンレッド・夜野魁利役で出演中の伊藤あさひ撮影=増永彩子


快盗と警察が敵対しながら、時に共通の敵に対して共闘するという新鮮な設定で子供から大人まで幅広いファンを持つ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(毎週日曜朝9:30-10:00、テレビ朝日系)。今作でルパンレッド・夜野魁利役を演じている伊藤あさひにインタビュー! 作品のことからプライベートな話題までたっぷり語ってもらいました。

――今、お仕事を始めてどれくらいになりますか?

まだ1年半くらいです。高校生になったころ、少しサロンモデルをやっていたのですが、あるキッカケで今の事務所を紹介していただいて、それが高校2年生の10月でした。テレビや映画で活躍されている方がたくさん所属している事務所なのではじめは驚きました。でも、サロンモデルをやることでこの世界に少し興味を持ち始めていましたし、人と違うことをしたいという思いがずっと心にあったので、「これはチャンスかもしれない」と思い、お世話になることにしました。

――そこからお芝居を始められたのかと思いますが。

最初はもう全然何も分からなくて。でも、レッスンを受けているときは「楽しい」と感じていましたし、元々僕は自分の知らないところに好奇心を持って生きたいタイプで、お芝居という知らない世界の広がりに興味が湧いたので、いつしか「続けたい」「続けていこう」と思うようになりました。

――そして今作の主演に大抜擢されました!

スーパー戦隊は注目度も高いですし、出演できればこの先の役者人生の何かが変わるんじゃないかと思っていたので、「絶対に勝ち取りたい」と思いながらオーディションに臨んでいました。オーディション期間中はとにかく気持ちが張り詰めていたんです。それでも「どうすればヒーローっぽく見えるか」など、自分なりに研究しました。オーディションって、最初で落ちたらあまり気にやまないんですけど、審査が進むにつれてどんどん欲が出てきちゃうんです。だから気が張っていたのかもしれません。

――それだけの気持ちで臨んでいたら、合格を聞いたときはすごくうれしかったのでは?

正直、最初に合格と聞いたときは、うれしいというよりもホッとして。それから徐々に実感が湧いてきました。でも、バリバリの正義のヒーローだと思ってオーディションを受けていたので、まさかキザでチャラい快盗役だとは思わなかったです(笑)。

――今作は設定も新しいですし、“初ダブル戦隊”だったり、伊藤さんが“2000年代生まれの初レッド”だったり。話題が盛りだくさんですね。

そうですね。初の試みとなる作品で主演をやらせていただけるのは、すごくうれしいです。僕はルパンレンジャーとパトレンジャーのメンバー6人の中で最年少だけど、この作品を引っ張っていく存在のレッド役なので、プロデューサーさんが気にかけてくださっていて。「気負わなくていいから頑張ろう」と言ってくださるんです。だからこそ期待に応えたいと思ったし、頑張ろうと思えました。