映画「孤高のメス」の初日舞台あいさつが5日、都内で行われ、出演する堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子と成島出監督が出席した。
同作は、大鐘稔彦の同名小説を映画化した医療ドラマ。臓器移植や地域医療といった現代医療が抱えるさまざまな問題を浮き彫りにしながら、患者と真正面から向き合う医師・鉄彦(堤)の姿を描く。
現役外科医らがバックアップしたという手術シーンの撮影について、堤は「とにかく足がガクガク震えるくらい緊張しました。周りの人が本物のお医者さんという手術シーンもあり、それが一番緊張しましたね」と撮影での苦労を明かした。
吉沢は「手術シーンにはリアルさが求められていたので、実際の手術を見学させていただきました。休憩中も、糸を結ぶ練習をしていたんですが、やっぱり堤さんが一番練習されていました。骨太な作品に出演できて本当によかったです」と密度の濃い現場に感銘を受けたと話す一方で、「現場は緊張感が漂っていたんですけど、堤さんと夏川さんがたまに、夫婦漫才のような掛け合いをしていて、見ていて面白かったです」と2人の意外な一面を暴露した。
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