――収録直後ですが、ナレーションをやってみていかがですか?
浦沢さんの旅がとにかく面白かったです。声を吹き込む合間にVTRをじっくり見てしまい、ナレーションを忘れるという事件が何度もありました(笑)。
――ナレーション初挑戦だそうですね。
指紋が擦れる音まで拾う高性能のマイクなのに、つい頑張って声を出しちゃって、距離感をつかむのに時間がかかりました。気を付けたのは、あくまで自分が主役じゃないということ。感情に流され過ぎず、要点をしっかり伝えることに集中しました。
もともと声優さんが好きなのですが、自分が声を発していくたびに、「プロはこういう風に考えながらやっているんやろうな」って思って…プロの偉大さを知る良い時間になりましたね。
――具体的に参考にされた人などいますか?
収録中は、役者さんがナレーションをされている番組がリフレインしてきました。でも途中から六角(精児)さんが何度も出てきて(笑)。「それはちょっと待ってくれ」と。声のクセ強すぎるからって(笑)。でも、六角さんのように声に存在感があって人物が浮かび上がる方って魅力的じゃないですか。もちろん、ナレーションに徹せられる方もすてきですが。
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