──4月に公開された映画「いぬやしき」では、主演俳優として、久しぶりに本格的に演技に取り組まれました。今後の俳優活動については、どのように考えてらっしゃいますか?
「映画は楽しかったんだけど、キャンペーンがですね…(笑)。ラジオとか雑誌とか40本くらい取材を受けたんですよ。もうやるだけやってやろうと覚悟を決めて臨んだんだけど、同じ話を40回するという、伝え方の難しさを感じましたね。それを(佐藤)健くんに話したら、『いや、これが普通ですよ。映画の公開と宣伝はセットです』と言われて、大変だなぁって(笑)。ただ、久しぶりに映画をやってみて思ったのは、団体競技としての楽しさがあるな、と。『いぬやしき』も、原作の奥(浩哉)さんや佐藤(新介)監督を中心に、プロデューサーやスタッフ、役者陣がいて、そのチーム感がすごく楽しかったんで。これからも俳優の仕事は、やらせてもらえる限りはやりたいですね」
──「白の美術館」の収録では、プライベートでも仲のいい水谷豊さん演じる「相棒」(テレビ朝日系)の右京さんのモノマネをされていましたね(笑)。最近はネット上などで、水谷豊さんと憲武さんの共演を待ち望む声も多いようなんですが…。
「いやいや。水谷さんとは、ほぼ恋人なんじゃないかというくらいの頻度でショートメールのやりとりをしてますけど、俳優として共演っていうのは…どうなんだろ(笑)。水谷さんは今、監督2作目の映画を撮ってるんですけど、『憲ちゃんが現場にいるとガチャガチャするから来ないでね』って釘刺されてるんです(笑)。今、年に1回くらい『旅する相棒』(テレビ朝日系)っていう番組でご一緒させてもらってて、水谷さんとの道中は本当に楽しいんで、これからも俺は“バラエティーの相棒”として頑張りたいと思います(笑)」
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