3月にKBC(九州朝日放送)で放送を終えたアニメ「怪盗レーニャ」が5月から同局で再放送、CS放送のキッズステーションでも新たに放送されている。同作は、モーニング娘。の田中れいなをキャラクター化した“レーニャ”が繰り広げる3分間のドタバタコメディーで、田中本人がレーニャを演じている。各話の見どころなどを語ってくれた「週刊ザテレビジョン」福岡版での田中のインタビューの完全版(全12回)を公開。
―レーニャは普段コンビニでバイトをしていますが、田中さんはバイト経験は…?
「もちろんありません(笑)」
―ですよね。やってみたいバイトなどはありますか?
「実はコンビニのバイトはやってみたかったんですよ! レジでピッてバーコードを読み取ってみたくて。2次元ですが一つ夢がレーニャでかないましたね。ほかには、ファミレスのウエートレスや美容師さん、ファストフードの店員さんなどがやってみたかったですね。ファストフードはカウンターの裏側がどうなっているのかを知りたくて。『スマイルください』なんて言われても『ハァ?』って言っちゃいそうですが(笑)」
―レーニャ同様ドSですね。ところで第3話ではレーニャのニャンコモードが初登場します。
「レーニャは“ネコと人間のハイブリッド”なんですよ! なのでニャンコモードになるといろいろな能力が芽生えるんです。足が速くなったり、夜目が利いたり。まさに怪盗向けの能力ですね」
―ニャンコモードの能力でやってみたいことはありますか?
「そうですね、夜に目が見えたらいいな。例えば、全国ツアーでバス移動をする時、夜は明かりを消してしまうのですが、夜目が利けば自分の好きな作業ができますし、お化け屋敷も怖くないし。足が速いのもうらやましい! 車に乗らんでもどこでも行けますよ。速さはどれくらいなんでしょうね? ネコの速さだと物足りないなぁ。まぁ車くらいの速さという設定にしておきましょう!(笑)」
―レーニャの新たな一面が見えると同時に、大江戸署の面々もすっかりキャラクターが定着していますが、気になるキャラクターはいますか?
「気になるというか、天然キャラの婦警のっち役の能登有沙ちゃんは、実際はレーニャのイベントで司会を務めるくらいしっかり者で、『普段は違うのか!』とびっくりしましたね。それと、なんで扇風機が出てくるんだろうと、ふと疑問に思うことはあります(笑)」
―扇風機役の三澤紗千香さんは「怪盗レーニャ応援団」にも参加していますね。
「そうなんですよね。自腹で応援団に入ったと聞いて、『ただのファンやん!』って思って(笑)。収録中は慌ただしくてあまり話せませんでしたが、スタッフの方もレーニャ愛が強い方が多くていい空気で、とてもやりやすい現場でしたね」
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