――その「キングオブコント2018」で勝負するネタを、このDVDに入っているものから選ぶ可能性はありますか?
ほしの:ここからは恐らく選ばないと思うんですけど、このDVDを見て面白いなと思って、「キングオブコント」を見に来てもらえたらうれしいですね。
なので、新ネタでいけたらなと思うんですけど、まだいいのはできてませんね。あともう2カ月ぐらいしかないんですけど。
――収録されてるコントの中で特に思い入れがあるものはどれですか?
あいな:私は「告白」というコントですね。理由は、一番短い、覚えやすい。
ほしの:効率重視ですね(笑)。僕は一番最初に収録されてる「夜の公園」っていうネタです。これがあったから僕らがテレビに出られるようになったし、一昨年の「キングオブコント」はこのネタだけで初めて準決勝に進めたので、“この感じでやっていけば、いつかはいけるかな”って思わせてもらえたネタというか。
あと、「夜の公園」は僕が前にお付き合いしてた方との悲しい出来事をネタにしてるので、笑ってもらえてそれが報われたという思いもあります。
――ネタの設定は実体験が多いんでしょうか? ほしのさんの公式プロフィールで気になるのが、「高校生の時にテレビで女の子に告白してフラれたことがある」とあるのですが。
ほしの:そうですね、高校生ぐらいの頃からこういう運命だったんだなみたいな(笑)。
――これはどういう?
ほしの:前にテレビ東京さんで放送していた、「田舎に泊まろう」(2003年~2010年)っていう、芸能人の方が田舎に泊まりにくる番組なんですけど、僕が高校一年生の時に、僕の家にレギュラーの松本康太さんが泊まったんです。
その時に好きな幼なじみの女の子がいまして、松本さんと「告白しよう」という流れになって告白したら、普通にフラれました。
それでもう学校中から指さされて、めちゃめちゃ悲しい三年間を送ったんですよ。
――そんな経験が…。
学校関連だと、あとは「卒業」という去年の「キングオブコント」で披露したネタも、卒業式に誰かにボタンもらってほしかったなあという思いから作ったものですね。男子校だったのでそんなことあるわけもなく、全部ちゃんとボタンが残っていたおかげで、今も当時の制服でコントができています。
――今後、こんなことをしてみたいという希望はありますか?
ほしの:コンビとしては、解散だけしないように頑張りたいというぐらいで…(笑)。一人だと、俳優とかもやってみたいですね。初めて言いましたけど。
あいな:初めて聞きました(笑)。本当に思ってるのかな。
ほしの:お笑い以外でもお仕事をいただけるなら、いろんなことをやってみたいというか。演技とか、ナレーションとか、脚本とか…。小説も。
あいな:夢が多過ぎてかなわなそう(笑)。絶対絞ったほうがいいよ。私はアニメの「名探偵コナン」に声優で出演することです。でも売れてる人じゃないと出られないじゃないですか。だから「コナン」に出ることが今の目標ですね。
――最後に、DVDを見る方にメッセージをお願いします。
ほしの:カップルの方が見るときは、二人で見ると仲悪くなってしまう可能性があるので、一人ずつ見ていただけたらいいかなと思います(笑)。
あいな:最初の紹介映像がすごくかわいい感じに仕上がってるので、そこをぜひ見てほしいですね。
ほしの:それネタじゃないシーンですね。冒頭の30秒ぐらいで終わっちゃうやつ。
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