秋葉原の注目アイドル歌手・黒崎真音がメジャーデビュー詳細を発表!

2010/06/13 20:31 配信

音楽 芸能一般

新アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」のエンディング曲でメジャーデビューする黒崎真音(C)2010 DAISUKE SATO / SHOUJI SATO (C)2010 Fujimishobo

インディーズのアイドルを多数擁する東京・秋葉原のLIVE&BARスペース「秋葉原ディアステージ」で活動してきた歌手の黒崎真音が6月9日、7月からTOKYO MXほかでスタートする新アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」のエンディングテーマ曲でメジャーデビューすることを同所で発表した。

秋葉原という土地柄の通り、アニメやゲーム文化に親しんできた黒崎は、アニメソングを歌うという夢を目指して約2年間ディアステージでライブ活動を行い、安定した歌唱力とパワフルな歌声が人気を呼んできた。かねてからメジャーデビュー予定と告知されていたが、その詳細は明かされていなかったため、タイアップ付きのデビューとなったことに集まったファンは驚きの歓声を上げていた。

黒崎がメジャーデビューを果たす作品「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」は、「月刊ドラゴンエイジ」(富士見書房)で連載中の同名コミックのアニメ化作品。たった1人の侵入者<奴ら>が人を襲い、新たなる<奴ら>を生み出していく地獄と化した学園を舞台に、生徒の小室孝(声:諏訪部順一)、宮本麗(声:井上麻里奈)らがたくましく戦い抜く姿を描く。アニメーション制作は、「アニマトリックス」('03年)や「サマーウォーズ」('09年)などで知られるマッドハウス、監督はアニメ「DEATH NOTE」('06年)などの荒木哲郎氏が務め、オープニング曲は同人音楽ユニットとして活躍してきた岸田教団&THE明星ロケッツが担当する。

黒崎は「なかなかデビューの詳細を発表できなかったんですが、こうして皆さんの前で発表できたことで実感がわいてきました。本当にお待たせしました」と感想を口にした。また、あこがれだったアニメソングを歌うことについて、「登場人物になりきって精いっぱい歌いたい」と抱負を語った。

テーマ曲を歌うに当たり、アニメの原作コミックも読んだそうだが、タイトルの通りゾンビを連想させるキャラクターも登場する本作に、「実はホラーは苦手なので読めなかったらどうしようと心配した」とか。しかし、「この作品は不思議なことに、登場人物たちが<奴ら>が出てくる状況を楽しんでいる感じすらある。新しくて面白いし、悲しい話じゃないので楽しく読めました。ホラーが苦手な方にも薦められる作品です」と語った。