「終着駅シリーズ」のプロデューサーが作品に懸ける思いを語る!

2018/06/23 07:00 配信

ドラマ

森村誠一ミステリースペシャル「ガラスの密室」で新宿西署の刑事・牛尾を演じる片岡鶴太郎(C)テレビ朝日

気になるあらすじは?


公園の植え込みで男性の刺殺死体が発見され、新宿西署の刑事・牛尾(片岡鶴太郎)らが捜査を開始。身分を示すものは全て持ち去られていたが、遺体の身元は銀座の高級クラブのボーイ・豊崎俊也(増田修一朗)と判明。

豊崎の部屋は荒らされており、犯人は家探しする時間を稼ぐために死体を植え込みに隠したものと思われた。預金通帳には500万円が昨年から3回にわけて入金されていたが、豊崎を雇っていたクラブのママ・原江梨子(中田喜子)は違和感を抱く。

また、豊崎と交際していた看護師・中村寿々(伊藤麻実子)を訪ねた牛尾は、8カ月前にも寿々が住む墨田区向島のアパートで殺人事件が起きていたことを知る。捜査を担当した向島北署の刑事・磯田満男(小木茂光)に聞くと、昨年10月、寿々と同じ階に暮らす高級ブティック店長・七条由香(小野真弓)が絞殺され、その隣人・北前真司(辻本祐樹)を被疑者として取り調べたという。

警備員として働きながら司法試験を目指していた北前は、最初は否認していたものの、最終的には犯行を自供。だが、取り調べのさなかに腹膜炎を起こし、入院先の病室から飛び降り自殺していた。磯田によれば、由香が殺害された事件当夜、豊崎は寿々の部屋にいたという。

牛尾は、豊崎は由香を殺害した真犯人を目撃し、その人物を恐喝していたのではないかと考えるが、確証はない。そんな中、豊崎が勤めていたクラブに聞き込みに行った牛尾は、新たにホステスとして入店してきた彩音(黒谷友香)と出会い、”大きな目的”のためにホステスに転身したという彩音に、牛尾は違和感を抱く…。