――では最後に作品から離れて、お2人のことも少しお伺いできればと思います。せっかくお2人いらっしゃるので、何か相手にお互い聞いてみたい事はありますか?
高杉:じゃあ僕は、今回この作品に描かれるこういう青春っていいなと思ったので、武田さんのすてきな青春エピソードを聞きたいです。
武田:私はそのころは空手一筋で部活もやっていなくて、放課後はすぐに稽古に向かうような日々だったので、この作品のような青春はなかったですね。なんだか恋愛も全く興味がなかったですし。
ですが、唯一甘酸っぱい青春を体験したことといえば、中学校の時に3年間片思いをしていた男の子がいて、バレンタインデーでその子に頑張ってチョコをあげようとしたんです。
高杉:すてきなエピソードじゃないですか。
武田:それでその子を呼び出したのですが、すごく恥ずかしくなってしまって、顔面にチョコを投げつけてしまい…。「もらってないと思うからあげるよ。(バンッ)」って投げて帰っちゃいました(笑)。
高杉:なんでそこ男気を出しちゃったんですかね?(笑) めっちゃかっこいいじゃないですか。
武田:つい強がっちゃって…(笑)。そのことをつい最近まで後悔していたのですが、ようやく当時の自分を「かわいいな」と思えるようになりました。
高杉:アニメみたいなエピソードですね(笑)。その男の子もそのことを語っているでしょうし、うらやましいです。
――確かにすごいエピソードです(笑)。では、武田さんから高杉さんへ何か聞きたい事はあります?
武田:真宙くんなんですが、本当に優しいんです。先ほど話したクイズの時にも、私は真宙くんを結構あおったりもしたのですが(笑)、でも笑って返してくれるんです。なので、怒ったりするのかが気になりますね。
高杉:全然ありますよ!
武田:“プチン!”ってなることも?
高杉:人間だもの(笑)。
武田:(笑)。
高杉:確かに怒鳴ったりはしないタイプですが、この間は電車を待っていたら割り込みをされて、「並んでいたのに!」と内心思いましたね。
武田:そうなんだ! なんだか真宙くんは割り込まれても「しかたないよな…」と思うのかと思っていたので、普通の人でよかった(笑)。
高杉:いやいや、全然普通の人ですよ。でも、武田さんに比べて僕はこんなエピソードですみません(笑)。
一同:(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)